菜の花のお話

□─心の痛み─
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どうして貴方はとても苦しい時に涙をこらえるのです?
すごく辛い時に誰かに頼らないです?自分の痛みを口にしないです?
誰かの痛みをすべて背負って、一人で苦しむのは何故です?
貴方の周りにはたくさんの人間がいるではないですか。
どうして相談しようとしないですか?
心の中に黒い塊を隠して、そんなので心の底から笑うことができるです?
貴方が今の現状を、仲間達と楽しく笑い合っているこの時間を壊したくないのはわかります。
けれど、楽しい話をするだけが友達なのです?
そんな簡単な場所なら壊してしまえばいいではないですか。
表面上だけ楽しくったって、心の傷が癒えることはない。
そんなもので幸せだと感じるだなんて、馬鹿馬鹿しいではないですか。

本当の幸せも知らないくせに。

貴方はもっと自分をいたわるべきです。
もっと大切に、優しくするべきです。
どれだけ苦しめば気が済むです?どれだけ自分を傷つければ気が済むです?
貴方はもう十分苦しんだ。もういいではないですか。
いつまで過去に囚われているつもりですかッ!!!
確かに、貴方は過ちをおかしました。しかしもう十分でしょう!
貴方は罪を償った。何度も何度も傷つけられ苦しんだ。
これ以上、傷つく必要がどこにありますか?

これからは貴方も、自分の幸せを考えて生きるべきです。
時間はたっぷりとあるのです。






─────もう、涙を流したっていいんじゃありませんか?

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