§連鎖§

□偶然か或いは必然か… 前菜
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『いらっしゃいませ…、゛怪談レストラン″へようこそ。』 私、当レストランで総支配人をさせて頂いております、おばけギャルソンです。』


『本日のメニューは、当レストラン創設以来の゛特別階級フルコース″となります。 お客様のご期待にお応え出来るよう、゛怪談レストラン″従業員共々誠心誠意を尽くしていきますのでどうぞ骨の髄まで…いえ、最後まで御賞味下さいませ。』

『さて、それでは当店自慢の゛特別階級フルコース″のメニューを、』

『死に神〜ガミガミィ〜〜!』

『うらめしや〜』

『バ〜クバク〜』

『あ゙ぁ゙〜なんか何時もよりそわそわするっ! よし、ここはいっちょ呪ってやる!』

『あはは〜みんな今晩ワ〜! ボク、藁人形のワラちゃん! 彼女はのろまのノロちゃん!』

『なんですってぇ!?』
ガツンッ!!

『わ〜ボウリョクはんた〜い!』

『やかましいっ! 名前を間違えるアンタが悪いんでしょ!! ここは一つキツーいオシオキを‥』
ガンガンガン!!

『あ゙〜君達!! これ以上暴れないで下さい、新装開店したばっかりなんだから!!』

『あと、何ですかこの大所帯は!? まだ『挨拶が終わるまでもう少し待てと言った』でしょ!?』

『だって久々の特別階級だし。 オイラまだ一度も参加した事無いから楽しみで楽しみで』

『それに新装開店までするって言うじゃない? やっぱりどうしても新しいモノ見ると落ち着かなくなるのよね、みんな。』

『僕達お化けだし。 ね? 火の玉さん』

『ファイヤァァー!!』
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