昔ノ話

□゛土銀観察日記″
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※ここから先の話は、数多のキャラ達による土方と銀さんの二人の仲を見守り、時にはちょっかいを出したりする――謂わば゛土銀″の観察日記である。





春待ち 某月某日

筆記者:女夢主/雪代



某月某日、ある晴れた春待ちの昼下がりの頃…。




銀さんが風邪をひきました。


でも、だからと言って漸くこじつけた万事屋の依頼をみすみす逃すわけにはいかない。

かと言って――


「銀さんは休んでいて下さい!
仕事の方は僕と神楽ちゃんとででも出来ますから。 それじゃ雪代さん、銀さんのことお願いしますね!」

「そうアル! 銀ちゃんはゆっくり休んでるネ!」

なんて万事屋の子供達が彼に無理をさせるワケが無い。

流石コミックス42巻とDVD60巻分…いや家族の、家族みたいな絆を持ってることだけはある。

だがな神楽ちゃん達よぉ――…



「アンタらそんなにくっついてたら治るもんも治らんだろうがよ。 つか、台詞と行動一致してねェェェェ!!」


そう自分はシャウトして
 

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