絵空事

□゛干支逸話″
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知っていますか?





皆さんがそれぞれ






生まれながらに持っている







゛干支″というモノが








どのようにして出来たのか。









皆さんは知っていますか?―――‥‥










゛干支逸話″





――――――――――――1.






昔々あるところに一人の神様と沢山の従者達、そして沢山の動物達が暮らしていました。


ある日、神様がこう言いました。

『さて、皆さんお集まりでしょうか? まぁ別に居ても居なくてもどっちでもいいケドね。 …今から3日後の朝日が昇るまでに私の所に来て下さい。 もちろんこれは競争ですので早く着いた順に皆さんをそれぞれ゛その年の大将″とし、他と見分けがつくように人の姿に変えてあげます。 では皆さん頑張って下さ〜い!

なんてそんな事を言うものですからさぁ大変です。

これを聞きつけ、俄然やる気を出した゛十二匹の動物達″が次々と――

「おいちょっと待てェェェ!! 何なんですかさっきの流れは!? やっぱりいきなり話始めちゃったらどんなネタなのか皆さん付いていけないでしょぉぉ!!」

『チッ。 ウゼェんだよ駄眼鏡少し黙ってろよ。(仕方無いだろ。 この話は元々そんなに説明とかは入らないから、なるべく短いケド長めに作る予定のモノなんだからよ。)』

「誰が駄眼鏡だコルァァ!! て、ちょっと本音と心の声逆?!」

『眼鏡はほっといてさっさと始めましょー。(軽めに説明も入れていきますのでご安心下さい。)』

「だから逆だってんだろうがバ管理人ンンンン!!!!!」





――――――――――――2.






さて、神様が(かなり)無茶ぶりな提案を出してからすぐの頃、早速一匹の動物が動き出しました。


それはどんな動物かって?

それは―――‥‥




―おいおいおいおい。 聞いちゃったよちょっとおぉ…え、マジで? ホント、マジで?? …マジでか‥?! ちょっ、おいヤベェよおい。 ちょっと銀さんとうとうキタんじゃねェかコレ!


と、そんなこちら側にしてみてはよく解らないことをつらつらと並べたてるの銀時であった。

寅…と言っても彼は普通の虎ではありませんでした。

白くてフワフワとした毛に血を濁したような紅い眼。

他の虎達と違って彼は変わっていてとても異質でした。

なので彼はいつもヒトリボッチ―――


「おいちょっ管理人! 余計なこと言ってんじゃねェよこれからって時によぉ。 …つーかコレ、アレだよな? 絶対コレ俺゛キタ″って感じだよな?!」


『゛キタ″って何がですか寅(ドラ)さん?』

「いや寅(ドラ)さんって何よドラさんって!? 『○はつらいよ』じゃねェんだよ!! アレだよアレ! やっと俺の゛時代″が来たってもんだよ!」

『゛時代″?』

「おうよ忘れもしねェぜ積年の恨み!! サイト立ち上げ以来、加速する管理人の妄想! 日に日に増える俺への嫌がらせ紛いな痴態!! しかもロクに描けもしないクセに下手な絵を公k‥モガほっ

『妄想痴態はともかく下手とは何だ下手とは。 聞き捨てならないねぇ。』

「いや結局自分で言ってるし」
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