・Novel

□title:君が好きです(火黒)
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(お?)
パンを買いに購買に行った自分を先に屋上で待っていた黒子は珍しく小説を読まずにiPodで音楽を聴いていた。
「あ、火神君。」
黒子はオレに気が付いたき、イヤホンを外した。



「お前が音楽聴くなんて珍しいな。」
「そうですか?」
昼食を食べ終え、のんびりしている時にふと先ほどの事を思い出した。
「何聴いてたんだ?」
そう聞くと何故か黒子は黙ってしまった。

「二番目の曲です。」
と言うと、黒子はオレにiPodを無理矢理押し付けて逃げるように去って行った。
オレは訳が分からず暫く呆気にとられていた。
他にどうしようもなく、手元に残されたiPodを操作し、イヤホンを付けて流れてきた曲に耳を傾けた。



やがて曲が終わりイヤホンを外した。
「アイツ…」
先程の黒子の行動の意味が分かったオレは一刻も早く黒子に会うために全速力で走り出した。

君と二人でいられたら、僕の心に春の夢がめぐるような気がしました。

君が好きです。


早くアイツに会ってオレもだよ、と伝えてやりたい。

END.
あとがき.
 
元ネタは『君が好きです』と言う歌です。
わかりにくい話でスイマセン;取り敢えず歌詞を見ていただければわかる筈…。
歌詞:君が好きです
個人的にとても火黒(火←黒)ソングだと思ってます*^^*


 

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