short story

□大切
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しかし…好奇心?

社長は色々仕事上で幅広く活動しているように、私生活でも好奇心旺盛だ


でもその好奇心を俺に?…思い浮かばない…



「好奇心…ですか?しかし俺何も」
「ウワサでね?」

俺の発言が社長の言葉で止められる




「米良と香織がデキているらしいと聞いたのよ」












…………………



ハイ!?

いや、そりゃデキているのかデキていないのかと言われたらデキているとしか言えないですけど!!

しかもウワサ!?そんな社内では色っぽい事してないはずだぞ!?

あぁでも米良はよく俺の腰を抱いたり、食堂ではあーんを強制してきたり、スキスキ連呼してくるからもしかしてそれのせいか!?


だとしたら思いっきり米良のせいじゃないか!!




あんのヤロォオオォ!!!!




社長の発言に一人で蒼白、赤面を繰り返しているとそれを見て確信したのか社長は「やっぱりね」と微笑んでいる


「あ、あの、社長…それは」
「あら?香織…私に嘘をつこうとしてるの?」



うっ!ウソを言うつもりはないけど、はぐらかそうとはした

やっぱり社長の目は欺けない
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