ストリートチルドレン(刀根)・売春(篠崎・黒木)

□ストリートチルドレン 刀根
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TONE CHIHARU
MARY JEAN




      Street children


T暴力

@直接的暴力
直接的暴力は親が子どもをストリートに置き去りにしてしまうことがあげられる。私はEdmund Edolina(11歳)とRodelio Rohas(17歳)などから話しを聞くことができた。
Edmundの場合彼の両親は彼の親としての世話を彼にすることもせずに、彼をストリートに置き去りにして両親はマニラに行ってしまった。
Rodelioの場合彼の母親は仕事を得るために彼を置いてマニラに行ってしまい、彼の父親は他の女性と結婚してしまい彼は一人ぼっちになり、そのような背景でストリートチルドレンとして生きていかなければならなくなった。彼らは両親から愛情を感じられなかったと言っていた。

 A構造的暴力
構造的暴力は貧困、親の無責任、ストリートでの排気ガス、栄養失調があげられる。
親の所得が低かったり仕事がなかったりすると子どもたちは生きていくためにストリートに行きお金を稼がなければならない状態になる。排気ガスにより、死に関るほどの重い病気ではないけれど病気になるストリートチルドレンもいる。他に十分に食事がとれないため栄養失調になってしまう子どももいる。 



U自力更生

 自力更生はストリートチルドレンがお金を自分達で稼ぐことである。
彼らの仕事の例として花屋に水を運ぶ仕事がある。この仕事で稼げる額は3ドラム運んで50ペソである。その他にストリートを掃除する仕事もあり、その仕事で稼げる額は30〜50ペソである。女の子は水を運ぶ仕事は重すぎるため、この仕事はあまりやらないので男の子と女の子は仕事は違う。女の子は主に、ストリートの掃除やベビーシッターなどの仕事をする。


V阻害要因

 阻害要因は彼らの親が生きていくための十分な収入が得られないため、子どもがストリートにお金を稼ぐために行かなければならないことがあげられる。
そのため彼らは、遊ぶ時間も勉強する時間も持つことができない。


W連帯
 連帯はNGOやDSDW (Department of Social Welfare and Development)がある。NGOではLCPがあげられる。
ここではDSWDについて特に取り上げる。DSDWはストリートチルドレンに食べ物を与えているが、その量はとても少なく、1カップのごはんを2人で分けて食べるのを1日3回与えている。その量では子どもたちのお腹を満たすことはできないので、もしストリートチルドレンがDSWDに入ったとしても、いつもお腹がすいている状態である。DSWDは子どもたちにごはんを与えているので良い点もあると思うが少し問題があるようにも感じる。子どもたちにごはんを与えるなら量を増やして子どもが満足できるぐらいの量を与えるべきだと思う。


X関与

 関与はまずストリートチルドレンについて知ることであり、できるのならば自分で足を運んで現場を見て、そしてそのことをその現状を知らない人達に伝えて知ってもらうことである。


RECOMMENDATION

私は今回実際にストリートチルドレンの子どもたちにインタビューさせてもらって、ストリートチルドレンを未然に予防するには両親からの愛情が必要だと強く感じた。暴力の5段階分析には例としてとりあげなかったが、時々家庭に戻るストリートチルドレンにも話しを聞くことができ、その子は親からの愛情を感じていると言っていたが、他の上の例にでてきた二人は愛情を感じられなかったと言っていたからだ。
さらに政府もストリートチルドレンの数を減らすようなアクションを行うべきだと感じた。

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