Novel
□BLEACH ルキア
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「一護!!虚だ、虚!!」
大声で叫びながら出て来たのは黒崎家の居候で有り、押し入れに住み着いている朽木ルキアである
「わーってるよ..」
だるそうに返事を返したのは黒崎家の長男、黒崎一護
「どうやら二つの場所で同時に出現したらしいな..」
「みてぇだな…石田や佐渡もすぐ来ると思うが…一応二手に別れるか?」
「うむ、それがよかろう」
虚が出現して間もなく話がまとまり、一護とルキアはお互い別の虚へと向かって行った
「――この辺りのはずだが..」
目的の場所へとついたルキアは近くに居るであろう虚を探していた…すると..
「――!!」
しばらく探しているとルキアが見たことも無いような虚らしきものが居た
「あぁ?んだこのアマは..」
人のような容姿に虚の証である仮面、全身が黒っぽい虚らしきものはルキアよりもいくつか大きかった
「何しに来やがった?」
ルキアは相手に目を奪われていたが相手の声で我に帰る
「無論、貴様を斬りに来たのだ!!」
「ほぅ…なかなか気の強ェアマじゃねぇか…気に入った、テメェを俺の“オモチャ”にしてやるぜ..?」
「フン、出来るものならしてみるがいい!!」
喋るのと同時にルキアは相手の懐に入り込み刀を抜き虚を斬りかかった
「グァ!?」
斬られた虚はその場に倒れ込む
「ハッ、口ほどにもないな..」
刀をしまい帰ろうとルキアが後ろを向くと…