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05/04(Tue) 01:13
くすぐり×水泳部 第1話 勧誘
名無し
冬馬「はぁ〜今日からボクも高校生か〜」
彼は双澤冬馬。今年からこの華町高校で過ごす一年生の男子だ。成績は普通で運動神経も普通、外見はどちらかというと女の子のようで内気な男子だった。そんな冬馬には1つだけ悩みがあった。
冬馬「はぁ〜部活どうしよっかな〜」
冬馬は部活に入ろうか迷っていた。面白そうだが体力がない冬馬には部活を続けていく自信がなかった。その日はクラブ紹介があったサッカー、バスケ、柔道……やはり続けていく自信はない。
冬馬「仕方ないや。部活はあきらめて勉強に専念しよう」
そんなことを思って帰ろうとしていると
女「ねぇ」
冬馬「な、何でしょう?」
女「君、一年生?」
冬馬「は、ハイ。そうですけど」
女「部活は何入るか決めた?」
冬馬「いえ、入らないつもりです」
女「え〜部活やんないのぉ?もったいないよ〜せっかくの高校生活なのに〜」
冬馬「は、はぁ。で、でも」
女「良かったら水泳部入んない?部員は少ないけど楽しいよ〜?あっ私は部長の笠松志穂、よろしくね」
そういって志穂は冬馬の手を握って軽くウインクした。
冬馬(きれいな人だなぁ…‥水泳部か)
冬馬は運動神経は普通だが水泳だけは苦手だった。50m程度しか泳げないのだ。
冬馬「でもボク、そんなに泳げないし……」
志穂「なぁんだ〜そんなこと気にしてたの?大丈夫だよ〜私達が泳げるようにしたげる」
冬馬「ほ、本当ですか?」
志穂「うん、ちゃんと練習すれば大丈夫だよ〜ちょっと苦しい練習もあるけど……」
冬馬「わかりました。入部します」
志穂「ホント〜?ありがとっ、え〜と……」
冬馬「あっ、1年3組の双澤冬馬です」
志穂「冬馬くんっ!」
そういって志穂は抱きついてきた。高校2年生の豊満な胸に顔が埋もれる。
冬馬(水泳は苦手だけどこんなに優しくてきれいな先輩と部活するのも悪くないや)
冬馬は水泳部に入部することを決めた。
志穂「じゃあ早速入部届けを顧問の奈良目先生に出してきてね。今日から練習きてもいいから。冬馬君は体力はある方?」
冬馬「それが………」
冬馬は体力がないことを言うと
志穂「ふ〜ん、そうなんだ〜」
冬馬「ひゃあっ!!」
志穂は不意に脇腹を揉んできた。冬馬は反射的に声を出す。
志穂「あはは〜ごめんね〜冬馬君、最初はちょっと練習キツいかもだけど、大丈夫?」
冬馬「は、ハイ。頑張ります」
志穂「うん、じゃまた放課後ね」
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