□喫茶店
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「………………」


「………………」


「……「何か言ったらどうなの!?」


あ、俺は今、学校からかなり離れた場所にある喫茶店に来ています。…え?何故かって?ま…色々あるんですよ…←


「イエ ベツニ ナニモ」

「ちょっ!!どうして片言なのさっ!?!?!?」


うわぁ〜…雲雀さんが取り乱してるよ…ハハハ。つか、この人こんなトコで何してんだよ。何だよその格好。ウェイターですか?ですよね?それ以外あり得ませんもんね。


「…で…何してるんですか?と、俺ココアね。ついでに…あ、コレでいいや、ティラミス」


「かしこまりまし…って違う!!!何、冷静に注文してるの!?僕は何も悪く無い!!」


最後、なんか、口走っちゃってるけど…僕は何も悪く無い!!って…何したんだこの人。


「…あ−はいはい。」


「信じて無いでしょ!?僕はこの店の看板壊して怒られたりなんかして無いんだからね!!勘違いしないで!」

は、い?(苦笑)
流行りのツンデレですか?

「雲雀サ−ン?暴露しちゃってますけど、大丈夫ですか−(苦笑)」


「…わ−ん、綱吉(泣)」


うん、泣き出しちゃったよこの人(笑)←酷い
こう見えて俺たちは付き合ってんだけど(どう見えて?)付き合ってみると、意外なことばかりなんだよね−。雲雀サンは結構涙脆いとか、甘いものが好きだとか、甘えてくるとかね。


「で、看板壊して弁償するために働いてるんですか?」


コク02と頷く雲雀サン。
何か可愛い。


「はぁ…「綱吉が溜め息吐いた−!!わ−ん(泣)」


おい…誰だコイツ(笑)←
精神不安定すぎだろ…(笑)

「ここで働いて3日になるんだけど、お客が怖いんだよ!?特に女性客がぁぁ!!」

壊れちゃってるよ…


「なんか、異様にお触りが多いんだよ!!触られたりするんだよ!!(泣)」


可哀想に…(遠い目)


「…マスター、いくらですか?看板代」


俺は余りにも雲雀サンが不憫になったから、払ってあげることにした。一応マフィアのボスだから、金は有り余ってるしね←
世間知らずな雲雀サンの為にも、もう少し働いてくれてもよかったけど、修行の方が厳かになっても困るし。

「何?弟さん?払ってくれるの?小学生が払える様な金額じゃ無いんだよ〜」


ブチッ


あ?なんつったコイツ。小学生?弟?俺がこのストレート黒髪の弟に見えるのか?しかも童顔気にしてるヤツに小学生っつったか?喧嘩売ってんの?死にたいの?ねぇ、死にたいの?


「さっさ金額言えや。」


「綱吉〜(泣)払ってくれるの?あ゛びがどう゛ぅ」


「ま…修行の方が厳かになっても困りますしね。それに学校大好きなのに3日も行ってないんでしょう?仕方ないから貸しときます」

ふふ〜♪別にあげちゃってもいいんだけどそれじゃ戒めになんないし、ま、仕事できっちり返してもらおっと。


「で?いくら」


「650万ですッ!!」


さっきの殺気にビビったのか声が裏返ってる。気にしてる事言うからそういう目に会うんだ。


「小切手でいい?カードはブラックしか無いや…使えるならカード使うんだけど?」


マスター、顔ひきつっちゃってるよ?


「ひっ!!な、何者ですか?;;;」


「知らなくていいよ−、そんなこと。知ったら消されちゃうよ−?」


フフフと笑いながら多少脅しちゃった。ま、知ったら消されちゃうってのは事実だしね〜。


「はい、小切手」


「あ、ありがとうございましたっっっ!!(泣)」


「ほら帰りますよ雲雀さん?」


スッと手を差し出すと、叩かれるかと思ったが案外すんなりと握り返してくれた…なんか顔赤いし。
可愛いなぁなんて考えてたら雲雀さんが、


「綱吉…愛してる」


…?
とっ、とうとう雲雀さん本気で壊れちゃったな!!
え?有り得ないだろ、あの雲雀さんが、あの雲雀さんが!!
ただ、今言われてもカッコつかないですよ?


「プッ…俺も好きですよ」

おかしくなって笑ってしまった。


ま、こんな1日もたまには良いかな〜なんて思っちゃいました。 アレ、作文?


fin.ォマヶ→
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