駄
□予知夢?
1ページ/3ページ
「ツナ…俺と結婚してくれ!!」
いきなり、片膝をつき婚約指輪を差し出してくるコイツに俺は座っていた椅子からこけ落ちた。
「…は?」
机の上に3つの塔。うん、見ての通り冗談になんて付き合ってる暇は無い。
「俺と結婚してくれ!!」
…うん、どうもこの状況がわからないらしい。俺、寝ないと…死ぬ、軽く過労死出来る量だよ?既に3日は寝て無いし。
「俺、忙しんだけど…わかる?つか、わかれ」
頭を砕く勢いで鷲掴みにすると、
「そうか、受けてくれるんだなっ!!嬉しいぞ。幸せにするからな、…綱吉」
手をとられ甲に口付けをくらう。ざけるな、気持ち悪い。
「おい、離せ。気持ち悪ぃ、お前は俺が言った事が理解出来ないのか?」
その問いかけにリボーンは小首を傾げ、頭上に『?』を飛ばしてやがる…
俺はリボーンの手をはらい、もう一度言った。
「冗談に付き合ってる暇は無いの!!それに、俺はノーマルだ!!」
と。するとリボーンはユラっと立ち上がり俯く。
「そうか…なら、仕方ない武力行使でいくぞ。」
そう言ったリボーンは懐から殺人兵器を取り出した。
ヤバい、殺られる。
「ツナ…俺と一緒になってくれね−なら…コイツを撃つぞ!!!!!!」
なんと、コイツ、と銃を当てられているのは俺の部屋を物色中の骸だった…
「なんでっ骸が居んだよ!!リボーンもソイツなら撃っていいから!!さっさと殺れ!!寧ろ俺が直接殺りたいよ!!」
俺のパンツを片手に骸は、「綱吉くんvヤりたいなんて…(ポッ」と顔を赤らめている。
「お望み通り殺ってやるよ…骸(ニッコリ」
ボンゴレ本部にはその日断末魔の叫びの様な悲鳴が轟いたとさ…