ラジオの王子様!

□03.
3ページ/4ページ



〜〜〜♪

侑「こーんな可愛い女の子に逢えるなんて、ラッキーィ!
  THE Prince of Radio!」

不「ララちゃんに春菜ちゃんにヤミちゃんに」

侑「せやからToLOVEるちゃう言うとるやろが…!」

謙「またうまいこと千石のセリフがあったもんやな」

不「有意義に夏休みを堪能したそうだね」

侑「ちゃうっての!だー、コーナーいくでほんまに。えーラジプリドリームマッチ!」

〜〜〜♪

侑「こんばんは、忍足侑士です。このコーナーは我々パーソナリティとゲストがお題に沿って戦いを繰り広げるコーナーです。負けた方にはこちら、スタッフ特製乾汁を飲んでいただきます」

不「っ!」

謙「なんやこれ青〜…って、あれ?不二くん?」

不「これは…!」

侑「青酢です」

不「ぐっ、スタッフ……!」

謙「ちょ、不二くん!ブース越しにスタッフ睨みつけんでやって!めちゃくちゃ怯えとるから!」

不「僕が青酢ダメなこと、調べたんだね…?」

「乾さんからメールが来まして……」

不「そう…乾か」

侑「あかん。乾殺されるで」

謙「ま、まぁ!負けへんかったらええんやし!な、不二くん!」

不「そうだね、いざとなったら頼むよ」

謙「 え 」

侑「さ、やりましょうか」

謙「え、え!?」

侑「今回のお題はこちら!ドキドキ☆爆弾ゲーム!(他校の選手名編)」

謙「他校の選手名編?」

侑「まぁ、簡単なことや。自分が所属している以外の、要は他校やな。テニス部の選手名を挙げていく感じや。自分の学校の選手名を言ったり、制限時間内に言えなかった場合は罰ゲームを受けていただきます」

謙「よし!」

不「受けて立つよ、謙也くんが」

謙「おい俺かよ!」

侑「不二くんがことごとく立海を潰しにきとる…。氷帝で良かった!さぁほな俺から始めるで!」

――カチッ

侑「手塚!」

不「ブタ…間違えた丸井」

謙「ブ…!?跡部!」

侑「千石!」

不「加齢臭…間違えた真田」

謙「かれ…!?えと、越前!」

侑「観月!」

不「マザコン…間違えた柳生」

謙「あいつマザコンなんか!?」

侑「なんでそこはガッツリ食いつくねん」

謙「あーっと…ひ、平古場!」

侑「大石」

不「えーっとぉ…誰だったかなぁ…あの何とかの子……数の子だったかなぁ……おかしいなぁ、名前が出てこないや」

――チッチッチッチッ

謙「あかん不二くん!時間ないで!」

侑「爆発する爆発する!」

不「なんか名前を違う読み方するとものすごい下ネタになった気がするんだよねー」

侑「もうそういうんはええから早よ言って!」

不「誰だったかなぁ」

謙「不二くんめっちゃ笑顔なんやけど!」

侑「わざとか!わざとやろ!」

不「謙也くん」

謙「え?」

――ドカーン!

謙「ぎゃああああ!!」

侑「音デカ!」

不「はい、」

謙「え…なん?」

不「何、って…。やだなぁ、罰ゲームだよ」

謙「ええ!?俺なん!?これ俺なん!?」

不「僕ちゃんと言ったよ?謙也くん、って」

侑「確かに……言っとったなぁ」

謙「えええええ!!」

侑「謙也………さいなら」

謙「デジャヴや!」

不「はい、ヘタレ」

謙「ず、ズルいでぇ不二くん……」

不「クス、なんのことかな?」

侑「しゃあないて謙也。これも一種の戦略や」

謙「ぐぅ……」

不「さ、グイッと」

侑「グイッとグイッと〜」

謙「………(チョビッ)っ!!?」

侑「少なっ!」

不「おちょこ一杯なのにイッキにいかないところがヘタレらしいね」

謙「…!……!………!!」

侑「ちょ、なんや謙也めっちゃ痙攣しとるやん大丈夫か!?」

不「クスクス」

侑「なんで笑てんねん!おい謙也、謙也!」

謙「ヒッ…ヒグッ…!」

侑「謙也!!」

謙「ぐっ!……(カクッ)」

侑「謙也ァァア!!!」

謙「………」

侑「謙也ぁ…うっうっ」

不「泣くなや」

侑「やかわましわ!」


 
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ