ラジオの王子様!

□03.
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謙「もっと、飛んでみそ!
  THE Prince of Radio!」

侑「岳人に謝らんかァァァ!!!!」

―パァン!

謙「いたっ!え、なにすんねや変態」

侑「誰〜〜〜がぁ〜〜〜変態じゃ〜〜〜俺がじゃ〜〜〜」

謙「ヒラゼンに謝らんかァァァ!!!!」

―パァン!

侑「いたっ!なにすんねんヘタレ!」

謙「誰〜〜〜がぁ〜〜〜ヘタレじゃ〜〜〜お」

侑「ゲストの不二周助さんです!」

不「やあ、よろしくね」

謙「おい!俺まだ」

侑「不二、宿題終わったか?」

不「もう終わらせたよ」

侑「出た12月終了者!」

謙「ちょ、おいせやから俺まだ喋っ」

不「忍足は?」

侑「俺も一応終わったで」

謙「俺もおわ」

不「へぇ、忍足はプリ○ュアばっかり観てて宿題は最終日にやるタイプとばっかり思ってたよ」

謙「あれ!?俺も忍足やねんけどな!」

侑「プリ○ュアってなんやねん!俺はジャンプ系ですーっ」

不「ああ、ToLOVEる?」

侑「なんでエロいのにいく!?あとちゃんと伏せ字使うてや!」

不「ToL○VEる」

侑「あかん!なんか○がOと同じ働きをしてしまっとるからなんや無意味に感じる!」

謙「俺の存在の方が無意味に感じるけどな……」

侑「泣くなや」

不「あらら、ちょっといじめすぎちゃったかな?」

謙「ToLOVEるの下り、俺ほんまに空気やったもん……うっうっ」

不「泣くなや」

謙「なんでお前が関西弁やねん」

不「……お前?」

謙「不二くん」

不「ふふ、なんだい?」

謙「すんませんした」

不「なんのことかな?さっぱりわかんないや」

侑「なんや今度は俺が空気やないか」

不「クス、なんだか僕モテモテだなぁ」

侑「気持ち悪いこと言うなや」

不「……ええ?」

侑「不二くん」

不「なに?」

侑「すんませんした」

不「ほんとだよ」

侑「あれ!?」

不「ヘタレは宿題終わったの?」

謙「へ!?俺か!?」

不「あれ、さっき言ってなかったっけ?誰〜〜〜がぁ〜〜〜って」

侑「言い切れてへんかったけどな」

謙「終わったで!」

不「いつ頃終わったの?」

謙「俺も冬休み始まってすぐに終わったわ!」

不「で、いつ?」

謙「え、ええと……。一昨日、くらいやったかなぁ」

不「おそっ

謙「え?」

侑「え?」

不「だってスピードスターなんでしょ?」

謙「せ、せや。やから12月中に」

不「いや遅いよ」

謙「え?」

侑「え?」

不「浪速のスピードスターが12月ギリギリだなんて聞いて呆れるよ」

謙「な、なんやそれ!侑士!お前いつ宿題終わってん!」

侑「俺?俺は昨日終わったで」

不「ほら、ただの忍足だって昨日終わってるんだよ?」

謙「ぐっ……」

侑「ただの忍足てなんやねん」

不「ああごめん、ただの変態だったね」

侑「違うけど!?」

不「聞けヘタレ、変態はToLOVEるでシコりながらも昨日終わらせたのに君は一昨日に終わらせた。僕は12月28日に終わらせた」

謙「た、たった1日やないか!」

侑「その前に前半のシコる部分ツッコミ入れようか」

不「たかが1日、されど1日。だよ」

侑「たかが冗談、されど冗談。やで不二くん」

謙「くそっ…!」

侑「お前より屈辱的なの多分俺やで」

不「でもまぁ、ToLOVEるでシコってた変態に比べて、頑張って終わらせたのは褒めてあげるよ」

謙「ほ、ほんまか!?」

侑「いやおいちょっと待て。なに満面の笑顔で楽しそうになってんねん。なんやまるで俺が12月中ずっとシコっとったみたいやないか!」

「「え、違うの…!?」」

侑「ちゃうわ阿呆!なに二人して本気で驚いとんねん!」

不「変態のことだから、冬休み入った12月中は本当の冬休みとか言って宿題なんかせずに昼間っからシコり続けてるのかと思ってたよ」

謙「俺もそう思ってたよ」

侑「どんだけ俺童貞キャラ!?ほんでなんで謙也は不二に懐いとんねん!関西弁使わんかい!」

謙「侑士、あんな、俺、俺な」

侑「なんやねん」

謙「東京のスピードスターになろう思うてんねん」

侑「やめや

謙「なんでや!?」

侑「ええか謙也、お前この数十分で手懐けられすぎやで?もっと人を疑って生きなあかん」

不「やだなぁ、それじゃまるで僕が詐欺師みたいじゃないか」

侑「事実やろうが」

不「なんとでも言え」

侑「ほらもうセリフとりにきてる!仁王のキャラ潰しにきてる!」

不「仁王、潰すよ」

侑「仁王逃げてぇぇぇ!!!ちゃっかり切原のキャラも潰しにきとるし!」

不「一番の敵は幸村だけどね」

侑「ヒッ」

謙「不二くん顔怖いで…!」

不「なんかまるで向こうのが強いみたいになってるじゃないか」

侑「そ、そんなことないと思うで!不二くんは最強や!不滅や!」

謙「せや!不二くんが負けるはずないて!」

侑「元祖魔王様ですて!」

不「元祖?それじゃ僕はもう終わったみたいだね。今は幸村が二代目を背負ってるってこと?」

侑「ち、ちゃいますて!不二くんは現役ですがなー!もー、何を仰るー!」

謙「幸村なんて屁でもないて!」

不「クス、ありがとう」

侑「さて謙也が幸村にケンカを売ったところで、コーナーいきまーす」

謙「え、ケンカ!?売ってへん売ってへん!売ってへんよ!」

不「幸村、謙也くんは幸村のこと屁でもないって。神の子が屁に負けるなんて笑っちゃうなぁ」

謙「不二くん!?なに言うてんの!?」

侑「謙也………さいなら」

謙「え俺死ぬの!?」


 
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