ラジオの王子様!

□02.
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〜〜〜♪

謙「L.O.V.Eリョーマ様!フッフーイ!
  THE Prince of Radio!」

侑「フッフーイ!」

謙「ラジプリドリームマッチィィィ!!!」

〜〜〜♪

謙「おこんばんはぁ!忍足謙也です。このコーナーは以下略!本日戦っていただくのはこの二人!不審者vs好青年、忍足侑士&不二裕太!!」

裕「イエーイ好青年イエーイ!」

侑「ちょっと待て不審者ちょっと待て」

謙「息止め対決パート2!」

侑「また!?あの無言の間がまたくるんか!?」

謙「そうです!」

侑「他の用意せんかったんか!?」

謙「そうです!」

侑「スタッフやる気あるんか!!」

謙「ないです!僕もないです!」

侑「いやお前はなきゃあかんやろ」

謙「はい息吸ってぇー!!」

裕「スゥゥゥゥ!!!」

侑「くっそ…スゥゥゥゥ!!」

謙「スターット!」

裕「………」

侑「………」

謙「………」

裕「…………」

侑「…………」

謙「…………」

裕「……………」

侑「……………」

謙「……………」

裕「………………」

侑「………………」

謙「……………「お前はなんか喋らんかい!!!」

謙「侑士アウトやで」

侑「うっ…い、今のは無しやろ!セーフやろ!」

謙「いいえ、アウトです」

侑「なんやその和やかな顔は!腹立つ!」

裕「ツッコミするからダメなんですよ。ぶっ」

侑「何で笑ろたん?なぁ、何で笑ろたん?」

謙「ツッコミ症候群で忙しい侑士くんにはこれで一服してもらおう!『オッ酢!おらお酢う!』お酢です」

侑「ダジャレか!」

裕「しょーもなwww」

謙「お酢はねぇ、体にええんやで」

裕「疲れた時とかに良いって聞きますよね」

謙「殺菌の力も結構あるしな、肉も柔らかくしてくれるんやて」

裕「あ、なんかお酢を飲むと身体が柔らかくなるって…」

謙「ああそれ迷信らしいで」

裕「そうなんですか?」

謙「説明の紙にはそう書いてんで」

裕「じゃあ肉は柔らかくできるけど」

謙「人間の身体(肉)は柔らかくできないと」

裕「www」

謙「限界限界。お酢の限界」

侑「ははは!」

謙「なに笑ろてんねんお前これから飲むんやぞ」

侑「え、なにを」

謙「え、お酢を」

侑「え、マスオ?」

謙「違うーですぅー!」

―――バキッ

侑「ギャブェ!」

裕「どんな悲鳴www」

侑「なんやねん反抗期!?タラちやん反抗期!?」

謙「早う飲まんかカツオ」

侑「お、お父さん僕はマスオです!」

謙「マスオDE酢…?」

侑「ちゃうわ!」

謙「さあ裕太くんっ!そのモサオを取り押さえるのだ!!」

裕「失礼します!」

侑「ぐえええ!!ちょ、裕太くん!裕太くんちょっと!首絞めてるそれ首絞めてる!!!」

裕「今です謙也さん!」

謙「なるほど…酸素を求めて口を開けているところにお酢を流し込むっちゅー話か。裕太くん、自分結構やるやないか」

侑「殺られる…!」

裕「さあ早く!」

謙「よっしゃいくでえ!」

* * *

侑「死ぬ…

謙「大袈裟なやっちゃなあ。たかだか紙コップ一杯やぞ」

侑「その紙コップが無駄にデカイんじゃボケ!500mmlとかふざけとるんか!!」

裕「くさ!ちょっと忍足さん喋んないでくださいよ酸っぱい」

侑「お酢飲んだんやから当たり前やろ!それより何で俺だけ名字呼び!?」

裕「謙也さんを名前で呼んでるんで、まあ忍足さんは忍足さんでいいかなぁ〜って思って」

侑「適当!俺の扱い適当!」

謙「うわホンマや!息酸っぱ!くさ!!」

侑「ぞんざい!俺の扱いぞんざい!ツッコミめんどいわもう!」

謙「なんやギブアップか?」

侑「二人相手にツッコミは疲れるわホンマに」

裕「あれ、お酢って疲れに効くらしいですよ」

侑「いらんわ!!!」

 
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