ラジオの王子様!
□02.
3ページ/4ページ
〜〜〜♪
謙「L.O.V.Eリョーマ様!フッフーイ!
THE Prince of Radio!」
侑「フッフーイ!」
謙「ラジプリドリームマッチィィィ!!!」
〜〜〜♪
謙「おこんばんはぁ!忍足謙也です。このコーナーは以下略!本日戦っていただくのはこの二人!不審者vs好青年、忍足侑士&不二裕太!!」
裕「イエーイ好青年イエーイ!」
侑「ちょっと待て不審者ちょっと待て」
謙「息止め対決パート2!」
侑「また!?あの無言の間がまたくるんか!?」
謙「そうです!」
侑「他の用意せんかったんか!?」
謙「そうです!」
侑「スタッフやる気あるんか!!」
謙「ないです!僕もないです!」
侑「いやお前はなきゃあかんやろ」
謙「はい息吸ってぇー!!」
裕「スゥゥゥゥ!!!」
侑「くっそ…スゥゥゥゥ!!」
謙「スターット!」
裕「………」
侑「………」
謙「………」
裕「…………」
侑「…………」
謙「…………」
裕「……………」
侑「……………」
謙「……………」
裕「………………」
侑「………………」
謙「……………「お前はなんか喋らんかい!!!」
謙「侑士アウトやで」
侑「うっ…い、今のは無しやろ!セーフやろ!」
謙「いいえ、アウトです」
侑「なんやその和やかな顔は!腹立つ!」
裕「ツッコミするからダメなんですよ。ぶっ」
侑「何で笑ろたん?なぁ、何で笑ろたん?」
謙「ツッコミ症候群で忙しい侑士くんにはこれで一服してもらおう!『オッ酢!おらお酢う!』お酢です」
侑「ダジャレか!」
裕「しょーもなwww」
謙「お酢はねぇ、体にええんやで」
裕「疲れた時とかに良いって聞きますよね」
謙「殺菌の力も結構あるしな、肉も柔らかくしてくれるんやて」
裕「あ、なんかお酢を飲むと身体が柔らかくなるって…」
謙「ああそれ迷信らしいで」
裕「そうなんですか?」
謙「説明の紙にはそう書いてんで」
裕「じゃあ肉は柔らかくできるけど」
謙「人間の身体(肉)は柔らかくできないと」
裕「www」
謙「限界限界。お酢の限界」
侑「ははは!」
謙「なに笑ろてんねんお前これから飲むんやぞ」
侑「え、なにを」
謙「え、お酢を」
侑「え、マスオ?」
謙「違うーですぅー!」
―――バキッ
侑「ギャブェ!」
裕「どんな悲鳴www」
侑「なんやねん反抗期!?タラちやん反抗期!?」
謙「早う飲まんかカツオ」
侑「お、お父さん僕はマスオです!」
謙「マスオDE酢…?」
侑「ちゃうわ!」
謙「さあ裕太くんっ!そのモサオを取り押さえるのだ!!」
裕「失礼します!」
侑「ぐえええ!!ちょ、裕太くん!裕太くんちょっと!首絞めてるそれ首絞めてる!!!」
裕「今です謙也さん!」
謙「なるほど…酸素を求めて口を開けているところにお酢を流し込むっちゅー話か。裕太くん、自分結構やるやないか」
侑「殺られる…!」
裕「さあ早く!」
謙「よっしゃいくでえ!」
* * *
侑「死ぬ…」
謙「大袈裟なやっちゃなあ。たかだか紙コップ一杯やぞ」
侑「その紙コップが無駄にデカイんじゃボケ!500mmlとかふざけとるんか!!」
裕「くさ!ちょっと忍足さん喋んないでくださいよ酸っぱい」
侑「お酢飲んだんやから当たり前やろ!それより何で俺だけ名字呼び!?」
裕「謙也さんを名前で呼んでるんで、まあ忍足さんは忍足さんでいいかなぁ〜って思って」
侑「適当!俺の扱い適当!」
謙「うわホンマや!息酸っぱ!くさ!!」
侑「ぞんざい!俺の扱いぞんざい!ツッコミめんどいわもう!」
謙「なんやギブアップか?」
侑「二人相手にツッコミは疲れるわホンマに」
裕「あれ、お酢って疲れに効くらしいですよ」
侑「いらんわ!!!」