ラジオの王子様!
□01.
2ページ/4ページ
〜〜〜♪
侑「だーねふしー!
THE Prince of Radio!」
謙「あ…れ…フシギダネ?」
侑「間違えて柳沢からフシギダネになってもうた」
謙「本来は柳沢やったんやな」
侑「だねふしっ」
謙「なんでまだフシギダネやねん」
侑「ポケモンごっこしようや」
謙「いやや」
侑「なんでやノリわっるぅ」
謙「中3にもなってポケモンごっことかダサイっちゅー話や」
侑「ほならこれ読めるか?」
【 PKMN 】
謙「なんやこれ。ぴーけーえむえぬ?」
侑「当て字や当て字」
謙「…………ピクミン?」
侑「ポケモンや」
謙「あー…」
侑「ポケモンの話しとったんにピクミン言うとは自分やるなあ」
謙「Kはそねままケーなんやな。カちゃうねんな」
侑「そらポカモンなってまうもんな」
謙「なんやパチモンみたいやな(笑)」
侑「なにが(笑)やねん、のんきやな」
謙「で、PKMNがなんなん?」
侑「せや、PKMNが読めんかったお前はポケモンをダサイと言えるほど知らんということや。モグリやモグリ」
謙「そんな深いんかポケモン」
侑「ふっかいでえ。底無し沼より深いで」
謙「底無しなんに?」
侑「言葉のアヤや。そんなモグリの謙也にはポケモンの深さを知ってもらうためにポケモンごっこをしようと思う」
謙「なんでやねん!」
侑「深さを知るにはまず同じ目線にならんと何も始まらへん!ということでゲストのジャッカル桑原さんでーす」
桑「…遅くないか?」
侑「へ?なにが?」
桑「いやゲスト紹介だよ」
侑「だねふしっ」
桑「なんでフシギダネに戻るんだよ!おい忍足…」
謙「ぴっかあ!」
桑「なんだこのポケモンワールド」
侑「ジャッカルはディグダやな」
桑「あの人差し指みたいなやつか?」
謙「人差し指www」
侑「ちゃうかもしれんやん!もしかしたら中指かもしれんへんやん!指輪はめてもらうのを待っとる薬指かもしれんへんやん!」
謙「ただのディグダや。なんで指前提やねん」
侑「だねふしっ」
謙「腹立つッ!」
桑「なんでいきなりポケモンなんだ?俺たちってテニプリじゃないのか?」
侑「は?テニプリ?なにそれ?」
謙「しらんなあ。聞いたことないわあ」
桑「ええー」
侑「お前はディグダグ言っとればええねん。ディグダ」
桑「え、まだやるのか?」
侑「あったり前やがな!」
謙「俺たち同じ名字やからさ、呼び方困るやん。下の名前もいきなり呼べ言われても抵抗あるやろうし」
桑「いや別にないけど…」
侑「せやから俺たちのことはピカチュウとフシギダネって呼んでな」
謙「ぴっかあ!」
桑「いや満面の笑みで言われても…。」
侑「だねふしっコラだねふしっ」
桑「フシギダネでキレられても全然怖くな…」
謙「やらんと10万ボルトかますでぴっかあ」
桑「ディ…ディグダグ……」
「「 うん 」」
桑「めちゃくちゃ満足げじゃないか」
侑「達成感MAXやな」
謙「ドーパミンごっつ出とるわ」
桑「そうか。それはよかったディグダグ」
侑「なにそれキモッ」
桑「お前が言えって言ったんだろうが言えって!」
侑「知らん知らん俺そんなん知らん」
桑「言ってただろピカチュウ!」
謙「は?謙也ですけど」
桑「ちっくしょうお前らふざけんなwww」
侑「なんかもう…飽きた」
桑「なにが」
侑「ポケモンごっこ」
謙「お前がやりたいって聞かんかったんに何言うとんねん!」
侑「しゃーないやろ飽きたんやから!つーか中3でポケモンごっことかイタイわ!」
謙「お前がやりだしたんやんけボケナス!」
侑「黙れボンクラ!謙也ごときがなにメインキャラやっとんねん!ピカチュウなんておこがましいねん、貴様なんぞディグダで十分や!」
桑「おいそれどういう意味だ」
謙「お前かてフシギダネとかサブメインやんけ!ジャッカルやっとけ!」
桑「おい俺はポケモンじゃないぞ」
侑「ジャッカルはいやや!」
謙「俺やってディグダいやや!」
桑「おいやめろよ二重にショック受けちゃっただろ…」
侑「リアルなとこ突くと謙也はコラッタやで」
謙「お前はルージュラな」
侑「ふざけんなどこがルージュラやねん!」
謙「しいて言うなら匂いや!」
侑「お前ルージュラの匂い嗅いだことあんのかゴラァァ!!!」
謙「ないわボケ想像じゃあ!」
桑「お前ら取っ組み合いはやめとけよ、怪我するぞ。ていうか何でそんなことで取っ組み合いまで発展できるんだよ」
侑「ディグダグディグダグうるっさいねん黙っとれ芋!」
桑「ディグダは芋じゃない!モグラだ!!」
謙「やかましい!あんま変わらへんやろ!!」
桑「変わるっつの!!!土竜って書くんだぞ!土の竜だぞかっこいいじゃねーか!」
侑「竜だかジャッカルだかどっちやねん!動物園かお前は!」
桑「いや俺はジャッカルだけどさあ」
侑「サバンナに帰れ!」
桑「だからそっちのジャッカルじゃねえって!!」