ラジオの王子様!

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〜〜〜♪

謙「2月やあ〜〜!!1ヶ月よろしくな!四天宝寺中3年、忍足謙也でーっす」

侑「テンション高ッ!2月らしくゆるくいこうや。氷帝学園中3年、忍足侑士です」

謙「テンション低いなぁ。なんやねん2月らしくって」

侑「いや1月ってほら、正月とか新学期で忙しいやん?けど2月ってひな祭りでもないしこれといって祭事ないやん。気ぃゆるむやん」

謙「そうかあ?明日節分やん」

侑「豆まくだけやろ。鬼役やらされるし」

謙「鬼役やらされるんwww」

侑「跡部がな、やりたいやりたい煩いねん」

謙「跡部www」

侑「ガタイ的に鬼役は樺地やん普通。樺地めっちゃ適役なんに必ず俺がやらせれんねん」

謙「え、ちょい待ちそれって部活の連中でやっとんの?」

侑「せやで」

謙「大丈夫か氷帝www」

侑「俺もびっくりやでホンマに。三年間ずっと鬼役やもん」

謙「中一からかいwww」

侑「中一や中一。歳なんて12やで?まだ子供やで?」

謙「お前可哀想なやっちゃなwww」

侑「去年なんてテニス部だけやのうて学校中廻ったんやで偉いやろ」

謙「鬼の仮面つけて」

侑「せや。金棒もお手製やで」

謙「作ったんかいwww」

侑「毎年レベルアップしてんねんで。今年は衣装も作ったわ」

謙「と…ぶっ…とら、虎柄…くくく…虎柄ぱ…虎柄パンぐふふふ」

侑「笑いすぎやろお前」

謙「虎柄パンツ?」

侑「そうや」

謙「ヒャー!」

侑「さんまかお前は!」

謙「めっちゃ引き笑いしてもた」

侑「仰け反ったな〜エビのように」

謙「いやー、お前の学校おもろいな」

侑「そうかあ?」

謙「虎柄パンツのお前が校内中歩いとんのやろ?なんやそれめっちゃおもろいやん」

侑「でも全校生徒に物ぶつけられるんやで?」

謙「豆ちゃうんか」

侑「あほ常に豆持ち歩く奴なんておらんやろ。せやけど皆あやかりたいんやろうな、筆箱とかゴミ投げつけてくんねん」

謙「あれか、中学生特有の面倒くさいノリか」

侑「せやねん。あれめっちゃ面倒くさいねん。着ぐるみの腹殴るようなテンションでめっちゃ腹立つ」

謙「まあ中学生なんて小学生に毛が生えたようなもんやからな」

侑「実質生えるけどな」

謙「最低や」

侑「お前んとこの学校はどうやねん」

謙「おーれーんーとーこー?」

侑「後ろ下がるなどこ行くねん。」

謙「反射的に下がってもうた」

侑「お前んとこの学校はあれやろ、笑いが主体なんやからなんかしらやるやろ」

謙「白石と千歳が定規持ってパンツで走り回るだけや。」

侑「お前それ十分おもろいやんけ!もうなにそれおもしろっ!」

謙「言っとくけどただの定規ちゃうで。1mのやつやで」

侑「長ぇよwww」

謙「でっかい三角定規も盾として使うんや」

侑「強ぇよwww」

謙「一瞬マサイ族が走り回っとんのかと錯覚するわ」

侑「原始人とかな」

謙「そうそう」

侑「……あかん。想像してもうた気持ち悪っ」

謙「野郎二人が縦に並んで真顔で走るんやで」

侑「なっがい定規とでっかい三角定規持って。」

謙「明日」

侑「明日…」

謙「………」

侑「お前ちゃんと明日学校行けよ」

謙「わかんない」

侑「行けよwww」

謙「二年間ずっとや」

侑「そっちも中一からかいwww」

謙「おそらく今年もやるんやろうなあ…」

侑「やるやろなあ…」

謙「決めた。おれ明日学校行かないっ」

侑「いや行けよwww」

謙「せや、入れ替わろうや俺とお前」

侑「阿呆かバレるに決まっとるやろ」

謙「替わろうやあ。明日だけー」

侑「あかん。おれ鬼役やらなあかんし」

謙「お前どんだけ節分に力入れてんねん!全国でお前だけやぞそない豆まきに熱心なの!節分のストーカーか!」

侑「節分のストーカーてなんやねん!」

謙「つーか全然ゆるないやん!お前にとって2月は正月みたいなもんやないか!」

侑「そうやあ!」

謙「そうなんかいいい!」

侑「でも白石たちには負けたわ!」

謙「アレに負けたんか!?ただパンツ一丁で走り回っとるだけやぞ!?」

侑「真顔では俺はできん。どうしてもほころんでしまう」

謙「ゴミぶつけられてほころぶってお前それただのドMなだけやぞ!!変態やないか!」

侑「そうや変態や。せやけどなあ、白石と千歳はどうや?30pやのうて1mの定規。それにでっかい三角定規も。それでパンツ一丁で真顔てそんなん勝ち目ないやん!」

謙「何の話やねん!!」

侑「俺は氷帝の変態と呼ばれとるんやぞ!」

謙「天才ちゃうんか!」

侑「それなのに…!クソッさすが本場やな…関東に移住してもうたから鈍ってもうた…」

謙「関西が変態な訳やないけどな」

侑「決めた。おれ明日学校で真っ裸になる」

謙「犯罪者やんけ」

 
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