ラジオの王子様!
□02.
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〜〜〜♪
跡「年賀状の数が去年よりなんか減ってたんですけど泣いていいですか!氷帝学園中等部3年、跡部景吾です」
手「越前からの年賀状が無理矢理過ぎてムカツク!青春学園中等部3年、手塚国光です」
跡「なに無理矢理過ぎって」
手「いやぁ、なんかさぁ今年卯年なのに猫の写真をウサ耳に合成させたやつ送ってきたんだよ」
跡「確かに無理矢理過ぎるな」
手「しかも不二と菊丸から来なかったし」
跡「俺も平部員の何人かから来なかった」
手「200人の中の話ソレ?」
跡「うん」
手「200人覚えてんの!?」
跡「当たり前だろ部長なんだから」
手「マジで!気持ち悪っ」
跡「全校生徒覚えてるぜ」
手「マジで!気持ち悪っ」
跡「生徒会長だからな」
手「お前聖徳太子みたいだな」
跡「なんでだよwww」
手「あれ?聖徳太子そんな感じじゃなかったっけ?」
跡「ちげーよwww」
手「え、ウソ違うっけ!?」
跡「聖徳太子はほら、あれだよ」
手「どれだよ」
跡「10人くらいで同時に喋ったやつを全部的確に聞き分けたってやつだろ?」
手「そっかあ!で?」
跡「おおふwww」
手「なんで聖徳太子の話してたんだけっけ?」
跡「わかんね!はいゲスト呼んで!」
手「はいじゃあゲストのシカマルくんです!」
切「違うわ!」
手「せんとくんです!」
切「ちがwww何故せんとくんwww」
手「中の人繋がりからシカ繋がりで」
跡「入り組んだしりとりwww」
切「せんとくんじゃないでしから」
手「でしwww」
跡「お前はハム●郎か!」
手「くんかくんかwww」
切「ちょっと噛んだだけでこんな扱い…あんたら大人気なさすぎっスよ!!」
手「人気なんて元からねぇよ!」
跡「俺は人気あるな」
手「アンチも多いがな!」
跡「黙れお前もだろ!」
手「俺はアンチすら居ませんが何か!」
切「ちょっと!悲しい争いしないでくださいよ!しかも人気じゃなくて、"おとなげ"ですから!」
手「なんだ。"だいにんき"かと思った」
跡「つーか一歳しか変わらねーのに大人気なんてあるわけないだろ一歳しか変わらないんだから」
切「なんでそんなに一歳を推すんですか」
手「おっさん」
跡「違う!切原と一歳しか変わらない!!」
手「こういう事でし」
切「なるほど。ていうか"でし"使うのやめてくださいよ」
手「イヤでし」
跡「弟子」
切「それもう意味わかんなくなってますよ」
手「師匠!」
跡「おお、弟子よ!」
切「うわ、なんか変なの始まった」
跡「ぐあああああ!!肩がァァァ」
手「師匠ォォォ!!」
切「実況の切原です。只今おそらく何かの師匠であろう跡部氏が左肩を押さえて苦しみの表情を浮かべています」
跡「肩いってぇぇぇ!!!」
手「師匠の…!師匠の肩が…!」
切「おっとー、どうやら跡部氏は肩を痛めてしまったようです。この数秒間で彼の左肩に何が起こったのでしょうか」
手「師匠の肩に刺傷が!」
切「………」
跡「刺傷がァァァ…」
手「師匠の肩に刺傷が!」
切「なんということでしょう!まさかの親父ギャグという最低なオチになってしまいました!もうある意味事件です!刺傷事件です!果たして彼等はどうオチをつけるのでしょうか!?」
手「ちょ、もう俺的にオチたんだけど」
跡「お前が無駄に力入れてやるからこうなったんだぞ。もっと冗談ぽくやれよ」
手「何事にも本気でやらないで全国優勝できると思うか。俺はそうは思わない!」
跡「知らねーよ。俺としては親父ギャグに全力なお前に全国で負けたことが一番悔しいわ」
切「ちょっと、コソコソ喋ってないでオチつけてくださいよ。終われないっすよ」
跡「俺たちの人生は終わったけどな」
手「刺傷とか言ったせいで俺たちのこれからの人生に支障が生まれました。」
跡「よっしゃオチた!」
切「あんたらも堕ちたもんだ」