ラジオの王子様!

□03.
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〜〜〜♪


謙「こんばんは、四天宝寺中3年忍足謙也です」

侑「こんばんは〜、氷帝学園中3年忍足侑士です!(カロンッ)」

謙「……。」

侑「いやぁ、最近暑いなぁ(カロンッ)」

謙「…せやなぁ」

侑「宿題て終わったん?(カロンッ)」

謙「………。」

侑「あかん、今2月の設定やった」

謙「………。」

侑「なんや、さっきからノリ悪いな。(カロンッ)腹でも痛いんか(カロンッ)正露丸なら」

謙「カロンカロンうるさいねん」

侑「へ?」

謙「なんやねんさっきからカロンカロンカロンカロン!歯でも抜けたんか!」

侑「歯って…。これは飴や、飴」

謙「本番中やぞ吐かんかい!!!ストロベリーの香りがお前の口から充満してんねんキモイわ!」

侑「吐くタイミング逃してもうてん、すまんすまん」

謙「…節子、お前それドロップやない。おはじきやんか

侑「てへ!」

謙「いらんネタを作ってくんなボケ!」

侑「今日クラスでやってる奴いてめっちゃ面白かってん」

謙「それをラジオでやるなや」

侑「やって盛り上がる思たんやもん!」

謙「その面でやると腹立つだけや!!なにがもんやねん!」

侑「やけど、ノってしまったお前もお前やで」

謙「目の前で吐き出したおはじきをこれでもかと見せつけられたら誰だってつっこむわ」

侑「お前もやるか?」

謙「やらんわボケ!つーかストロベリーの香りはどっから漂ってきたんや!?」

侑「お・れ・の・た・い・しゅ・う」

謙「だぁぁまぁぁれぇぇぇえ!!!!」

侑「湯婆婆か」

謙「体臭ってだけでキモイんに、こいつウィンクしくされよった」

侑「ジョークやないか。ジョーク!」

謙「お前の存在がな」

侑「なんでやねん」


 
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