空白の時間

□ホタル
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「本当にいたんですよ〜」

別に疑ってないのに何度もいたって繰り返すユキが面白くて可愛くて…



「マジで!見に行こ」


ユキの手をひいて走りだした。

びっくりしたのが伝わってきたけどそんなの気にしない。


「ユキ〜どこだ〜!!」


「もっと向こうです〜!!」


ユキが隣に並んで指差す。
楽しそうな笑顔で答えてくれる。



どんどんスピードが上がって行く。私達のテンションも上がっていく。



「「ワァ〜!!」」



なんだかめちゃめちゃ楽しくて笑いながら坂を駆け降りた。




 
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