妄想作話3
□無防備な寝顔
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部屋に帰ると私のベッドに足が生えていた。
…誰かが寝てて足がはみだしてるだけなんだけどね。
ベッドに腰かけたままバタンて後ろに倒れたんだろう事は容易に想像出来んだけどなかなか面白い絵になっていた。
近付いてみても起きる気配はない。
私が勝手に部屋に入ったらブツブツいうクセに自分は人のベッドで爆睡ですか?
それも乙女にはあるまじき大開脚で…
いったいどんな顔して寝てるんだろ?
大開脚の間に立って見下ろせば…
プハッ!
オデコ全開ですかっ!
それに両手あげて顔の横で握ってるなんて…まるで…赤ちゃん?
じゃ〜その手には愛と夢が掴んであるの?
なんて思いながら人のベッドで超無防備に眠るおっきな子供を見つめていたらなんだか幸せな気分になった。