妄想作話3
□こんな時でさえ
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あ〜ヤバい!試合前だってのに…彼女に逢えるそれだけでこれだよ…
だってさぁ久しぶりなんだよぉ〜こんなドキドキワクワクするの。
体育館に入ったら彼女はもう短パンになってた。
…チッ!良いところ見逃しちったよ。
軽くランニングしながらも綺麗な足してるなぁ〜なんて見つめてしまう…これってセクハラ?
一人笑ってたら声をかけられた。
「アサコさ〜ん!なんか良いことでもあるんですか?」
「あ〜アユミ?別になんもないよ〜」
「なんもないにしては気持ち悪い笑顔ですよ?」
「気持ち悪いって…それは失礼だなぁ〜仮にも先輩様だぞ!」
コツンと頭をこづいたらキャーなんてはしゃいで走っていった。
アユミかわいいよなぁ〜ちっちゃくて…ってうわあぁ〜!!
ネットの向こうの彼女はユニホーム姿になっている。ついアユミと遊んでて彼女が上着脱ぐ瞬間も見逃してしまった。
はぁ…今日はついてないかもしれない…
「どうかしたのかい?さっきまでニヤニヤしてたのに?」
エビさんに声をかけられた。エビさんならわかってくれる。
「見逃したの…」
「何を?」
あれっと視線で促せばエビさん少し考えていたけれど直ぐに思い当たったようでニヤッとした。