妄想作話2

□受け継がれる想い
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カタカタカタ…

テーブルの上で携帯が震えている。



おっ!珍しい人から…


『もしもしトモさん?』


久しぶりに聞いた声は少し不安そうだった。


「久しぶり!元気にしてるかい?」


『はい…あの…お疲れ様でした』


「ありがとう…テン」



わざわざこれを言う為に電話してきたんだろう。忙しいだろうに…


『淋しくなります』


「もう体がね?でも後悔はしてないよ。やっと大きな荷物をおろせたようだよ…」



『荷物ですか?』


不思議そうな声




 
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