妄想作話3

□無防備な寝顔
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ずっと見てたいけれど…この格好って絶対腰に悪いよね?
だからって…そっと動かせそうもないしなぁ〜
仕方ない…起こそう…



「カズ〜ちょっと起きようかぁ?」


出来るだけ優しい声をかけ、ゆっくり夢の世界から引き戻す。



「ん〜…」


うっすらと目を開けた。
まだ夢から醒めてないようでぼんやりと私をみていた。


「そんな格好で寝たら腰いためるよ」


声をかけたらニマッと笑い手を伸ばしてきた。

「ヒロ〜起こして〜」


「しょうがないなぁ」


彼女の手をとりグイっと引けばグニャリと起き上がってきた。


けれどやっぱり醒めきっていないようでぼ〜っとしている。


「大丈夫?」


パチパチ瞬きを繰り返す彼女の顔を覗き込めばニヤリと笑いゆっくりと抱きついてきた。お腹の辺りにすりついてくる彼女が愛しい。


見上げる事の多い頭をポンポンと撫でれば腰に回された腕にギュッと力が入った。



 
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