妄想作話3
□ポーカーフェイス
2ページ/2ページ
「何も入ってないみたいですけど…擦っちゃダメですよ」
前髪を軽く撫でて側を離れる。私冷静?ポーカーフェイス保ててるんじゃない?
ちょっと自分を褒めれるかも〜なんて思いながら席に戻ろうとしたらユウさんに呼び止められた。
「リエ〜ありがと!お礼にチューしようか?」
ユウさんの唇がチュッて鳴った。
なっ!うわっ!…やられた…完全に無防備だったよ。赤くなってるであろう頬を押さえたらユウさんがニヤッとした。
自分の席に戻ってからもドキドキが止まらなかった。
あぁ〜もう…ユウさん何するんですか…
テーブルに肘をついて頭を抱える。ユウさんに触れた手を見つめたらまた深いため息がでた。