幽☆白・その他

□飴
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「蔵馬。」


「何ですか?」


蔵馬の部屋に来ていた飛影は彼の部屋にあった丸い物体を不思議そうに見つめている。


「これは何だ。」


「それは“飴”と言うものですよ。」


「美味いのか?」


「食べてみれば分かりますよ。」


蔵馬の言葉に戸惑いながらも恐る恐るその物体を口に運ぶ。


「おいしいですか?」


「フン…」


飛影らしい反応に蔵馬は思わず笑ってしまう。


「帰る」


勘に触ったのか照れたのか飛影は窓から飛び去ってしまった。


ふと見るとさっきまであった飴が箱ごと無くなっていた。


「素直じゃないなぁ」


いかにも飛影らしくて笑ってしまう蔵馬であった。


〜あとがき〜
初・蔵馬&飛影小説です☆(この二人大好きです・・・!)
サイトを運営していなかった時に、別の名前で捧げたものです☆

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