リクエスト

□6927HIT 河瀬様vv
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あの人はいつも突然やって来て、訳わかんない事言うけど…





それでもオレは逆らえなくて、つい流されてしまうんだ…






【記念写真】







「一緒に写真を撮りましょう」

「…なんで?;;」


本当にこの人って突然やって来て、訳わかんない事言うよな。
突然の骸さんの提案(?)に疑問を持って聞いてみた


「急にどうしたんですか?写真なんて…フィルムが余ったとか?」


すると骸さんは笑っているけど、どこか悲しそうな笑顔で言った。


「もうすぐまたイタリアへ帰らなくてはいけないんです…。5年ほど、帰って来られないので…」


ああ、そうだった…。
骸さんは何年か経つとイタリアに帰らなきゃいけないんだ…


今はこうして自由に外を歩けるけど、それでも制限つきだ。
5年…か…。今回は長いな…だったら……


「い、一枚でいいんですか?」

「クフフ、撮ってくださるんですねVvありがとうございます」


だって正直、かなり自分でも恥ずかしいけど…



「オレだって…骸さんと離れるの…寂しいです…もん…」



あ、だめだ・・・なんか泣きそう…




だって恋人同士だよ?
5年も会えないのは…寂しくて辛いよ・・・



「綱吉君?・・・泣かないでください。早く戻れるようにしますから」


「や・・約束ですよ!!」


「はい、約束しましょう。僕は早く帰れるように頑張ります、ですが綱吉君の笑顔がないと頑張れません。笑顔の綱吉君と一緒に撮らせてください」


もしそれで骸さんが早く帰ってきてくれるのならつくらでも…




「イイですよ、撮りましょう」









最高の笑顔を作って、あなたを送りましょう。












「なんだか記念写真みたいですね///」

「クフフ。僕と綱吉君が付き合って、初めてのツーショット写真ですよ!!十分、記念じゃないですか」












あの人はいつも突然やって来て、訳わかんない事言うけど…














それでもオレは逆らえなくて、つい流されて(ってか同意して)しまうんだ…














結局、オレも承知してしまうあたり

















やきがまわったのかも…ね?













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