捧げ物

□春の日差し
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目「ヘラが起きなくて困ってるんだよねぇ」
亜「ふーん」
目「というワケで、アフロディ起こしてきてくれないかな?」お願いします、と
メドゥーサが頭を下げた。
話によると、ヘラがベッドから出てこないらしい。彼は一度寝たらなかなか布団から
出てこれないのだ。それに今日は
暖かい春の日差しも手伝い、
起き上がれないでいる。
つい先ほど、ヘパイスがヘラの部屋に
行ったが鼻を赤くして帰ってきたという。

亜「なんで?」
目「枕ぶつけられたんだって」
亜「危険じゃん」
目「ダイジョーーーーブ」
亜「うわ出た、メドゥーサの大丈夫が」
目「失礼だなー。ヘラは君には攻撃しないよ。ポセイドンが保障するから」
歩「何故オレ!?」
亜「じゃあ万一ボクが枕ぶつけられても
ポセイドンに責任とって貰えば
いいんだ?」
目「そのとーーーーーり」
歩「いやちょっと待てオレの意見は!?
オレには発言する権利がないのか!?」
目「さー練習だー練習ーうぃーうぃー」
亜「ヘラ起こしてこよっと」
歩「聞けっ!!」

ポセイドンは スルーされた !
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