妄想の産物

□呂雄真(ローマ)学園
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ウェヌス=上沼翠(うえぬま すい)
呂雄真学園サッカー部の主将。二年生。
慈愛に満ち溢れた性格だが、
人を愛するが故に争いがあると思っている
狂信者でもある。
そんなだから
世宇子中サッカー部員を幾度か
殺しかけたことがある。
それが原因でアフロディに敵視されてる。
彼もまた、自分とは思考の違う
アフロディが大嫌い。
昔はまともな性格だったが、
周囲とのいざこざで人が信用できなくなり
愛に対して疑問を持ち、今の考えに
至った。
チームメイトは純粋に好き。

サッカー部には二年生から入り、
入部テストで合格し、
レギュラーになったことで
戦力が低かった
ダイタロスが控えに降格してしまい
彼と親友だったケレスの反感を
買った事もあるが、周りからの協力も
あり今は仲がいい。
「愛故に、人は争う・・・違うかい?」
「これも、愛なのさ・・・フフッ」


ユノ=湯野川法豪(ゆのかわ ほうごう)
何処となくぼんやりしてて、三年生なのに
二年生と間違われることが度々ある。
それでも戦闘力はなかなかのもので、
試合ではフィールドに相手を
縫い付けるようなプレイをする。
世宇子のヘラに片思いをしている。
基本敬語で話す。試合になるとタメ口に
なる。ウェヌスが入部する前は
彼がキャプテンだったが、
今は安心してウェヌスにチームを
任せている。たまに困ってたりすると、
そっとアドバイスをしたりと
影でウェヌスを支えている。
実家は富豪だが、両親ともに遊び好きで、
異質な性的嗜好を有し、彼自身もその
標的にされていた。顔の傷は
母親につけられたもので、
ショックのあまり繁華街へ飛び出したら
酔っ払い数人に強姦され、捨てられて
いたところをフリースクールの職員に
発見され、一時期そこで過ごしていた。
小学生になる頃に里親が見つかり、
呂雄真学園初等部に入学した。
当時無愛想だったネプチューンの
心を開き、唯一無二の親友同士となった
凄い経歴を持つ。
普段はネプチューンとベスタの三人で
行動している。
「あぁ・・・今日もいい天気」
「動けないだろ?お前はもう手も足も
出せないってことだ」


ミネルア=峰流戦(みねる せん)
元は工芸部で陶器を作っていたが
ケレスがサッカー部に入ったことで
彼もサッカー部に入部した。
ケレスを弟のように可愛がっているが
そのたびに怒鳴られるアホな三年生。
性格はややナルシスト。
セクハラ魔で普段は自重しているが、
周囲が卑猥な会話をしていると
彼の思考回路がイカれてセクハラ
year!な危険人物になる。
そんな彼だが、
戦略を練るスピードは世宇子のアテナを
凌ぐ。最近胸まで伸びた髪を切ろうか
どうか迷ってるらしく、
鏡の前で鋏を持って
ウンウン唸ってる姿が良く見られる。
ゴムで束ねてしまえばいいのだが、
髪に痕がついてしまうので
断固拒否している。
チーム内では年長組に入るのだが、
自分より大人なベスタに対しては
敬語を使っている。

「まぁまぁ、そんな怒るなよケレス」
「いいか?メルクリスはパスカット、
ウルカヌスはFWに繋げ」


ケレス=桂霊すう(けいれい すう)
元は工芸部で縄文土器(!?)を
作っていたが身体を動かしたいと
いうことでサッカー部に入部した。
呂雄真サッカー部一の毒舌・皮肉屋。
自分につきまとうミネルアを鬱陶しがって
いるが、結構彼に依存してる部分もある。
それを指摘されたら顔を真っ赤にして
喚き散らす。可愛い一年生。

小さい頃に両親を事故で失い、
富豪に引き取られ現在まで過ごしてきた。
育て親やその家族はとてもいい人で、
ケレスはどんなときでも感謝を忘れず
毎朝育て親の写真に挨拶している。
呂雄真サッカー部内では珍しく、
中等部から入学し、当初は同じ
中等部入学で一学年上の
ダイタロスと仲が良かったが、
同じ頃にウェヌスがサッカー部に
レギュラー入りしたことで
ダイタロスが控えメンバーに
なってしまい、
暫くの間ウェヌスに対して心を
開かなかった時期もあるが、
ダイタロスの説得もあって
今は普通に話しもする。

「お前はいちいちうざいんだよミネルヴァ」
「ち、違う!!僕はアイツのことなんか・・・もうっ知らない!!///」


ディアナ=出井阿那広(でいあ なひろ)
世宇子のアルテミスと同じように、
仮面で顔を隠してるが彼の仮面は
白に対し、ディアナの仮面は血のように
真っ赤である。
普段は死んでいるように静かで礼儀正しいが、
一度暴れだすと止まらなくなる
殺人プレイヤー。
赤い月の夜だと笑い出し刃物を振り回す、呂雄真の怪物。狂った二重人格の二年生。
メルクリスとは幼馴染だが、
ディアナの二重人格の原因を作ったのは
彼でもある。
被害妄想に陥ったメルクリスによく
薬品を注入され、
更にに人格がおかしくなってきている。
また、彼に薬を注入されるたびに
注射器を刺されるのが
気持ちよくなってきて
最近は自らメルクリスの
元へ行って、薬を注入してもらっている。
「・・・・・・行きましょうか」
「あっはははははははははははは!!
生きる?なぁにソレ!馬鹿みたぁいっ!」


メルクリス=銘留クリス(めいる くりす)
ディアナの幼馴染で、唯一彼を制御できる天才科学者。ディアナとは幼馴染だが、
彼を独占したいが故に彼に
特殊な薬品を注入して狂った殺人プレイヤーにした。
天才であるプライドから、科学において
自分に反論するものは誰であろうと
硫酸を注入して溶かそうとする危険人物。
幼い頃から実験が好きで、
あるとき爆発してそのときに顔の右側が
焼け爛れてしまったので、
顔の右側のみ鉄の仮面をつけている。
マッドサイエンティストで
サディスティックな二年生。
普段は片言言葉。

実は淋しがりやで、
彼のディアナに対する異様な執着心は
そこから来ている。
もし自分からディアナが
離れてしまったらと思うと、
彼の部屋に行って、
自分から逃れられないように
薬を注入し、
精神的に束縛する。
「駄目ダよ、デぃアナ。大人シク、シテ」
「コレダカラ、人体実験はヤメラレナインダよネ」


アポロ=阿保露照(あぽろ てらす)
世宇子のアポロンの双子の弟。
世宇子に行かず呂雄真に入学したのは、
兄と本物の勝負がしたかったから。
腹黒なアポロンとは違い素直で
誠実。だが怒らせると怖いのは
共通している。
どちらの学校も寮制で、
いつもは会えない。
よく世宇子中に遊びに行って兄や
他の部員に甘えてきている。
可愛い二年生。
普段はベスタやネプチューンに
甘えている。
部活のミーティングの時には
必ずベスタの膝に座り、注意されても
引っ付いて離れようとしない。
基本人懐こい。

「そんなに褒めないでください!
俺なんてまだまだですよ・・・!」
「お兄ちゃん遊びに来たよ〜w」


マルス=丸巣緋龍(まるす ひりゅう)
勝負では争うこと以外考えない
乱闘主義者。
試合でもフェアプレーよりどれだけ相手を
潰せるかで動く。そのやりかたは
尋常ではなく、過去にたくさん選手を
戦闘不能にした。
その反面一度友達になった者が
危険な目にあってたら
真っ先に助けに向かうという
義理堅い面も持ってる。
世宇子のアレスとは喧嘩仲間。
彼を見ると本気で殴りに行くので
アレスと一緒にいる人は
注意が必要。
幼い頃から喧嘩三昧なので全身
傷跡だらけ。
勝負以外のときは基本無口。
自分ではおっとりとしているつもりだが
周囲からは威圧感を出してるように
見える二年生。
チーム一の長身を誇り、
よくアポロやケレスに肩車をせがまれて
いる。その様子を見ると、彼も結構
子供好きだと思われる。
「・・・・肩車?」
「・・・殺すぞ」
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