妄想の塊
□合体技！！
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亜「みんな、来週末に雷門と練習試合を
することになった」部室でミーティング中の世宇子サッカー部は、アフロディの
一言に口々に騒いだ。
出「雷門だと？」
部「雷門は僕たちを破ったからね・・・」
安「でも先輩、僕達もパワーアップしているし、リベンジのチャンスですよ！」
亜「そう。これはフットボールフロンティアでの汚名を晴らす絶好のチャンスだ。
神と謳われる僕たちに2度の負けは許されない。そこで、今から急ピッチで
必殺技の特訓を始める。
各自準備運動が終了次第、グラウンドへ
集合！」
イカロスは一足早くランニングラスト一周を走っていた。彼の脳内には、
先ほどのアフロディの言葉が響いていた。
位「必殺技かぁ・・・なんなら、かなり強力なヤツがいいな・・・そうだっおーい
アフロディー！」
そのままアフロディの元へ走ってゆくイカロス。
亜「何だい？・・・君、ちゃんと10週走ったの？」怪しげな目をイカロスに向ける。
位「走ったさ！ところでさ、必殺技のことなんだけど、合体技も取り入れてみたらいいと思うんだよね」
亜「合体技？」アフロディも興味を持ったらしい。