妄想の塊

□思考回路大爆発!!
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グラウンドのベンチに座り
汗を拭くヘラの元へ猛ダッシュで
向かってくる者がいた。
イ「へーラーー!!」
ヘ「何だ・・・って顔近っΣ!近いから離れろ!!」声のしたほうを向いたら
鼻先にイカロスの顔があったから
危うく飛びのきそうになった。
そんなヘラの気持ちも察することなく
イカロスはホワイトボードに
四字熟語を書いてヘラに見せた。

イ「これ何て読むんだ?」
ヘ「これは・・・『たいきばんせい』だ。
お前こんなのもわからないのか?」
イ「ヘラが頭良すぎるんだよ」
ムスッとして言うイカロスを見て
ヘラはしまった、と思った。
ヘ「わ、悪かった、だから機嫌直せ、な?」頭を撫でてやりながら言うと、
イカロスはニパァッと笑って、
イ「じゃあまた教えてくれるんだよな!?
ありがとうヘラ!」
笑顔のまま来たときよりの何倍もの
スピードで去ってゆくイカロス。
そして、
ヘ「やられたーーーーー!!アイツ毎回聞いてくるぞ!?俺は電子辞書か?いや
機械じゃないからそれはないか。
とりあえずなんか面倒なことになったぞ
おいぃ!!」
メ「何1人で喋ってんの」クッキーフレーバーを食べながらメドゥーサが突っ込むが
聞こえてないらしい。
ヘ「でも、あいつの無邪気な笑顔を壊したくは無いし・・・ま、いっか」
メ「仲間はずれにするなよー」
スタミナフレーバーを食べながら意味不明なことをいうメドゥーサに全く気づかない
ヘラは、そのまま練習を開始した。


メ「なんで無視するの?ヘラー」
未だに食べてるメドゥーサは、
ポセイドンに引っ張られていった。

 
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