妄想駄文

□にほんごであそぼ。
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政宗は慶次の細くしなやかな腰へと手をまわし折れそうな程に強く抱きしめた。

慶次の小さな体が政宗の中に収まってしまう。

「ちょっ…なに?」

突然の政宗の行為に慶次は薔薇色の頬をさらに紅く染め、チェリーの様な唇を震わす。

「怖がらずとも良い。
すべてわしにゆだねよ…」

「あっ…」

陽に透けるプラチナブロンドの髪に指をからませ顔をよせると、
慶次の大きな瞳に政宗の姿がうつる。

「お前は美しい。
まるで露を受けきらめくパンジーの様に健気で愛らしく…
そして美しい…。」

「マッチョを花に喩えるもんじゃない!!!!」

「ふん、戻ってしまったではないか。」

「はい…?
さっきから意味が分からんのだが…」

「文字のみではこうしただけでお前の姿は華奢な美少年へと変わる。
しかもだ、読者方それぞれの想像の中の美だから『えー、かっこよくなくない?しかも一般キャラと描き分けできてなくない?』なんて突っ込み恐れなくて良いのだ!
さぁ!想像せよ!!筋骨隆々頑強な大男伊達政宗だぁぁ!!」

「あぁあ!?」
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