妄想駄文

□にほんごであそぼ。
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「っ…」
軽い不注意。
小さな傷。
「まったく…」

見せてみろ、と政宗は慶次の手を掴む。

「こんなん、舐めときゃ治るさ。」

「だな。」

指に小さく浮き上がってきた赤い粒に薄い唇がふれ
ちゅう、とすわれる。

何度も己の唇で感じた柔らかい感触を違う箇所で感じ、微かに頬が赤くなる。



その政宗の唇が朱に染まる。

口内には血のえぐ味が広がり深紅の液体がずるりずるりと支配していく。


その味と感覚に眉をひそめるが何かに取り憑かれたかの様に喉は慶次の体液を渇望し
「たんまたんまたんま……」

「あん?不服か。」

「行為事態はラブコメチックでたまんなく嬉しいんだが…
文、間違えてるよな…?」

「言葉とは面白いものよの。漫画では出来ぬ表現だ。」

「ぅん?」
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