05/21(Wed) 20:46
ーノスタルジアー
るーしぇ
夢うつつ…
午後の光を浴びながら
日溜まりの中を
泳いでいたね
風が誘う木洩れ陽の中で
見付けた君の姿
…あの頃が
鮮やかに蘇る―
夕暮れ近付く
後ろに流れた影…
透き通る空は
やがて…ホホを染めた
何気無く…続く雲を
どこまでも追い掛けてた
手を伸ばせば届くはずの
姿は…もう映らない―
まだ寒い朝の日差しの中
暖めた手の温もりは
やがては…冷めていく
固いアスファルトの上に
足跡は残せないけど
君を追い掛けた季節は
この胸に…この心に
刻んであるよ
信じる事にためらいを
覚えた一人の夜は
傷付き…傷付け合った…
…事さえ懐かしく
させてしまうから
瞳を閉じてただ…
時を忘れて来たのに
壊れかけた夢でもいい
歩いて行くよ
これからも…ずっと…
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