小説*壱

□過去・現在・未来 @
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見つけたわ。
100万人に1人の逸材、時空間ワープの適合者よ。


早くしないと大変な事になってしまう。

早く目覚めて?



何言ってんだ?
ワープとかなんとかいって………
あ、そっか!!
また夢か〜変な夢ばっか見るんだから。



バサッ!!


「ほら……なッ」

普段と何も変わらない朝がやってき………た?!





「夢じゃないわ!!!」


「そうよ、あなたに会いにきたのよ!」


「初めまして★★」


あっ?!

人の影も形もないが声だけはする。
しかも複数いるようだ…三人か?


「ふふふっ怯えちゃって!」

「可愛いとこあるのね」

な、なんなんだ!!
これは一体!


「貴方は私達の事見えるはずよ?」

「みえるもんか!!どうせこれも夢なんだ!!もっかい寝る!」

ガバッ!!

カガリは布団を被って眠ろうとした。


はぁ〜……
もう話にならないわね〜
この子本当に適合者なの〜?

の、はずなんだけどね!!



さっきから……
さっきからうるさい〜
寝させてくれよ!!
全部聞こえてるんだよ!!


はぁ〜

「カガリさぁ〜ん?足元見てください!!」


「足元ぉ〜??」


見えない声に言われた通り足元を見ると手の平サイズの物体が三匹たっているではないか。


ちっちゃい!
かわいい!


しゃがみこんで顔よく見てみると今は亡き親友達の顔にそっくりであった。


「おま……えら……名前は??」


「アサギ」

「マユラ」

「ジュリ」


名前も一緒?!
これは偶然なのか???
それとも………



そんな事を考えているうちにその中の1人、でリーダ-格っぽいアサギが私に指指して言う。


「率直に言うわ!!過去を再生するのよ!!」



はっ?
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