小説*壱
□鈍感girl
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何回かチャレンジはしてみた。
「カガリ。」
「なんだぁ?」
「付き合うとかってどう思う?」
「ん?アスランどこに付き合って欲しいんだ?」
「…………」
ちーん
とか…
「カガリは好きな人とかいるのか?」
「うん、いるぞ!お父様だろ〜、キラにラクスにイザークにお前も!みーんなすき…」
「……………」
ち〜ん
だめだ。
昼休み、カガリはフレイ、ラクス、ミリィと一緒に屋上でお昼ご飯を食べていた。
「そうじゃなくて!一緒にいるだけでドキドキするとか!そういう好きよ!」
ほんっと恋愛っていう文字とは無縁ね…と呆れた顔で食べるフレイ。
「アスランが大変ですわね、ウフフ」
「本当に!」
アスランに同情するラクスとミリアリア。
「何でアスランが大変なんだ?」
はぁ〜〜〜
一同ため息しかでない。
頑張ってアスラン。