銀時×土方

□愛の在り処 4 R15
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土方と付き合うことにした銀時は朝からご機嫌だった。
まぁ、見た限りそうとわかるものなどいないだろうが・・・。
朝から珍しく、というより初めてかもしれないが途中ばっくれることもなく授業を受けているものだから
事情を知らないクラスメートや教師が驚愕に目を見開いているのにも気付いていたが、敢えて無視した。
昼から土方の授業があったからこれ見よがしに見つめてやると、彼はおもしろいほど反応する。
体が強ばらせて、絶対に銀時の方を見ようとしない。その上、いつも完璧に授業をこなす彼が何回か
ミスをして指摘をされていた。
体全体で銀時を意識しているのが伝わってくる。

確かに楽しいわ

銀時の顔に昏い笑みが刷かれるのに、誰も気付くものなどいなかった。
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