銀時×土方

□以心伝心 おまけ
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「十四郎・・・おいで」

手を差し伸べると土方はおずおずとソファーに座っている銀時を跨いで注意深くその上に座った。
普段は滅多に呼ばない名前を呼んでやると土方はそれだけで顔を真っ赤にして銀時を見つめる。
そのままそっと土方の後頭部に手をやり引き寄せてその唇を奪った。
いつもは絶対に自分からは仕掛けてこない土方が自分から銀時の口腔に舌を差し入れ、銀時の舌に
自分の物を絡ましていく。
歯列の裏をなぞり、敏感な口腔の粘膜を丁寧に嘗め上げる。そのたどたどしい舌使いに理性の
かけらもなくなった銀時は逆に土方の舌を絡ませ吸い上げ、自分の唾液を送り込む。
クチュクチュと音がするほど蹂躙して、息継ぎがうまく出来ずに口元からお互いの唾液を流す
土方が苦しくて銀時の背をバンバンと叩くまでそれは続いた。
それに気付き、ようやく銀時が唇を離すと土方は顔を紅潮させ荒く息を継ぎながら睨みつけてくる。
そんな顔で睨まれたって煽るだけだなんて、この可愛い生物は夢にも思ってないのだろう。
もう1度その頬に、それからその滑らかな首筋に唇を這わせそのまま耳たぶをパクンと咥えてやる。

「あ・・・」

耳の弱い土方はそれだけで肩を竦めて身を振るわせ銀時にしがみついてきた。

「可愛いよ・・・」

耳元にそう囁いてやれば、いつもなら瞳孔全開で怒り出す土方も今ばかりはただ体中を
真っ赤に染めるだけだ。
もうそれだけで銀時は可愛くて可愛くて眩暈がしてくる。
そのまま唇をもう1度首筋に戻し、胸まで這わせていき桜色をした美味しそうな突起を
その舌で転がし始めた。
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