REBORN!

笑って、大好きな人
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『笑顔が大好き』


あなたがそう言ってくれた。
だから、私は――――…






「お前、なめてるのか?」



怒りを含んだ言葉。
それに気付きながらも、風は表情を変えない。



「不謹慎――。そう言いたいのですか?リボーン」

「ちげーよ」



リボーンは舌打ちをしながら風の言葉を否定した。

何もわかっちゃいない。



「…お前、その面でツナと会う気か?」

「えぇ。沢田さんが言ったんです。『笑顔が大好きです』と」



だったら、笑顔で会うべきだ。
いつだって、好きでいてもらいたいのだから。

風の考えが手に取るようにわかるリボーンは、ため息をついた。



「せいぜい頑張れよ。だが、ツナを悲しませんな」



俺が言いたいのは以上だ。
リボーンはそれだけ言って、自室に戻る。




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