短編小説

名も無き子
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設定。


ふいに思いついた双子パロです。
あらすじとしましては、


寿命を延ばすことが出来る巻物をめぐっての戦い。
敵は力ある陰陽師。
敵の奇襲をかわすなかで星君たちとの絆も深まり、仙道との友情も強くなる。

それをよく思わないのが、晴明と十二神将(青龍除く)。
良樹を蔑ろにしておきながら、昌浩の生まれ変わりだと知ると態度がいっぺん。

当然のように良樹へと近づくが………という感じのお話です。



テーマは「名無し」。





*安倍 良樹(ヨシキ)
昌浩の生まれ変わり。
前世よりも陰陽術に磨きをかけ、日々成長中。

幼い頃に命を落としかけるが、星君たちのお陰で延命できた。
「名無し」と呼ばれることがいや。(良樹という名前を呼んでくれる者が少なかった故に、生まれた時から孤独を感じていたから)



*南斗星君(ナントセイクン)
温和な性格で美しい神様。生を司る。
髪も瞳も赤。炎のように燃え上がるような色合いの衣を身にまとう。
関西よりの言葉が特徴的で、良樹が絡むとなりふり構っていられない。

二つ名「日向:太陽のように暖かい人」



*北斗星君(ホクトセイクン)
厳格な神様。死を司る。
氷のように冷たい藍色の瞳に、白銀の髪。雪のように白い衣を身にまとう。
死んだ人間の生前の行いを調べて、地獄での行き先を決定するという、日本での閻魔様のような役目を持つ。
人の寿命を標した巻物を持っている。そこに標された数字を増やせば寿命が延びる。
良樹にとっては祖父のような人。


二つ名「暁:朝の光のように優しい人」



*仙道ゆたか
人間と妖怪の間に生まれた。大気に含まれる水分を固体にし、物理的攻撃を得意とする。
飄々としたところが(不本意ながら)父親似。
ひょんなことから良樹と出会い、一人暮らししていた家に住まわせる。
表には出さないが、良樹を大切にしている。


*陰陽師(仙道かなで)
妖怪の女を愛した人間。陰陽師としての力は確かで、良樹と対等に渡り合える。
北斗星君が持つ巻物を狙い、日々奇襲を掛ける。
良樹の過去を知って、わざと「名無し」とあおる食えない人。



*安倍 昌明(マサアキ)
双子の弟。
すぐに人をたよりがちで、兄に皆を取られるのではないかと危惧している。


*安倍 晴明
晴明の生まれ変わり。
昌明ばかりを可愛がっていたが、昌浩の生まれ変わりが良樹だとしると態度が一変した。


*十二神将
昌浩の生まれ変わりにこだわり、その執着心は狂気といえる。
その中でも青龍だけは双子を対等に扱った。だから良樹に信頼を置かれている。






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