ハガレン小説
□永遠と孤独
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“魂”が繋がっていると知った時。───アイツも奴の息子だと知った時。
それは、奴のことを憎んでいると同時に、自分達も憎まれていると知った時。
悲しくて、哀しくて、カナシクテ。崩れそうになった。壊れそうになった。傍にいるキョウダイも、そんな“カオ”をしていた。
奴に向けられるのと同じ、憎悪の眼を向けられる。
━━━目頭が、ぼうっとして熱くなった。目の前が、滲んで、よく見えない筈なのに、アイツの眼だけが、はっきりと見えた。カナシミと憎悪の炎を映す眼が━━━。
───嗚呼、憎いね。お前のその眼が。声が。髪が。顔が。
全 て が 。
───嗚呼、憎いね。君のその眼が。声が。髪が。顔が。
全 て が 。
───嗚呼、憎いね。お前達兄弟のその眼が。声が。髪が。顔が。
全 て が 。
愛してやりたいよ。
愛してあげたいよ。
殺してやりたいよ。
永遠という間、孤独だったオマエを。
永遠という間、孤独だった君を。
永遠という間、孤独だった僕は。
あのバカ親父よりも。
バカな父さんよりも。
奴と同じくらいに。
───悲しくて哀しくてカナシクテ。
ソのメから、涙が溢れていた。───
ボクラノナミダハ永遠トイウジカンノアイダ孤独ダッタ。
終.
後書き的文章↓
どうも。初ハガレン小説です。グダグダと書いてスンマソです。兄弟+エンヴィーは難しいです。ハイ。どうにもシリアスになってしまうという。……ちょっと、暗すぎたかな。つか、ただのポエム?
次は、もっと明るめな話が書きたいです!Σ\(゜ロ゜
では。失礼しまふ。