story

□犬と鹿
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「ヒーナタっ!!」

そう元気な声が聞こえたと同時にキバの胸にすっぽりとヒナタはおさまった

「キッキバくんっ」
いきなり後ろから抱きしめられてヒナタの顔はみるみるうちに真っ赤に変わっていった

キバはそんな彼女にベタ惚れ

毎日抱きついたり触ったり
そんな彼にヒナタはわたわたするので精一杯だ


そこへ偶然?近くにいたシカマルがものすごい速さでキバの首根っこを掴んだ

「う゛っ!!!??」

「ヒナタが困ってんだろ(つか勝手に触んな)」


「シカマル君?!」

睨み合う二人

「ヒナタさがってろ…」

「やんのか糞犬」
「やってやろうじゃねぇか子鹿ちゃんよぉ!!」


両者胸倉を掴み合い暴言による喧嘩が始まった



「キャンキャンキャンキャンまるで負け犬の遠吠えだな」
「ってんめぇええ!!!ぶっ殺すぞ!!!」


そんな二人をおろおろしながらもどうにかして止めようとヒナタは頑張るのであった



そんながんばりも虚しく
二人の口喧嘩はさらにヒートアップするのであった

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