story
□箱入り娘
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三日続いた任務がようやく終わって
最近かりた小さいアパートにやっとのことでたどり着いた
階段がつれぇ…
でもいつまでも実家でのこのこと暮らしてらんねぇしな
俺の部屋の前までつくとでかいダンボール箱が玄関先においてあった
なんだこれは…
とりあえず早く布団にもぐりこみたくてダンボールをどかそうと持ち上げてみたら底から何かが落ちた
ドスンと音と共に傷だらけの人が出てきた
足とか手とか切り傷がたくさんあった
見る限りでは同い年くらいの女の子
「うわっなんだこれ…」
とりあえずその子をほおってはおけなくて
そっと抱えて俺の変わりに布団に寝かせてあげた。
今できる限りの治療をして
この子が起きたら色々聞いてみるとする。
あまりの出来事に俺は任務での疲れをほとんど忘れた
気がつけばもう次の日の夕方になってた
ふわふわする頭で昨日の出来事を断片的に思い出す