中毒郷
□たれぞ願ひ
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「ぎゃっ!!」
寝ていた四月一日の顔に何かが落ちてきた。
「んー何だよ突然…」
顔に落ちてきたものを見てみると
「侑子さんからの手紙だ。何だ朝から?」
四月一日へ
今日は七夕だから百目鬼君で飲むから
用意よろしく〜
By侑子
「なっなんだそりゃ〜!!」
手紙を読んで叫んだ瞬間…
手紙が変わった。
「!!?」
手にすると中の文章が変わっていた。
そして、荷物も出てきた。
「何だこれ?」
恐る恐る手紙を読んだ四月一日は
「侑子さーん!!」
と叫んだ…。
「ふふ、四月一日は今頃叫んでるわね」
「だな!」
「夜が楽しみね〜」
「楽しい七夕の夜だな!!」
侑子とモコナはニヤリと笑った。
それを四月一日は知る由もないのであった…