三つ子の魂百まで
□01.転入してきました
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「お妙さァァァんっ!」
「邪魔アル!ゴリラ!!」
「どきなさいゴリラ!!」
「ぐはっ………」
二人の拳を受け、倒れる近藤
「へぇ〜噂は本当みたいですねィ?転入生はやっぱり…名前さんで?」
「名前ちゃんじゃなかったら、わざわざゴリラがいるクラスに変わりません」
それを聞き沖田と近藤が喜ぶ
「まだ、名前は来てないアルか?」
「もうすぐ来るだろう」
「名前と会うの久しぶりネ♪いつもアイツ等が邪魔したアル」
「本当…二年ぶりかしらね?」
そのとき廊下から声が聞こえる
「…離れてよ…トシもギンも…教室がもう目の前だし…一人で大丈夫だってば…」
「そーいう理由で引っ付いてるんじゃねぇの!」
「悪い奴から名前を守るために付いてんだよ!」
「悪い奴って誰?」
「教室に着けば分かる」
「どーせまた、トシとギンの思い込みでしょ?」
「「違ぇ!!!少なくとも二人は居るからっ!!」」
「名前ー!!」
「名前ちゃーん!」
「あっ!神楽ちゃん!妙ちゃん!!」
神楽と妙の方へ駆け寄ろうとする名前の手を十四郎と銀時が引く
「なっ迫」して!!」
「「感動の再会を邪魔するんじゃねぇ(アル)!!」」
二人がそれぞれに跳び蹴りをし、倒れた瞬間に名前を抱きしめる
「名前〜、会いたかったアルぅ〜」
「名前ちゃん、もう離さないからね。私達の前から消えないでよね」
「神楽ちゃん…妙ちゃん…」
「お久しぶりでさァ、名前さんv」
どさくさに紛れて名前に抱き着こうとする沖田
それを阻止する4人
「元気にしてたか?」
「総悟くん!近藤さん!皆、同じクラス?」
「えぇv他にもね、新ちゃんや九ちゃん、猿飛さんも同じクラスよ。だから安心して☆名前ちゃんを、あの二人(十四郎&銀時)から守れるメンバーは揃ってるわw今度こそ、お泊り会しましょvV」
「そうネ♪私たちが名前を守ってみせるアルよ☆」
「ありがとう」
「オイオイ…兄の許可無しで、お泊り会ってどーいうことだ?」
「何か言った?十四郎鬼いちゃん(トゲ)」
「グサッ…」
「そーそー、兄貴は黙ってろ」
「そう言う君も黙っててくれる?お糖と銀時(トゲ)」
「グサッ…」
「わぁ(キラキラ)名前の<笑顔で毒舌攻撃>パワーアップしたネ☆」
「そうかな…?」
「さっ、とりあえず教室に入りましょv席も決めないといけないし、先生も来るだろうしね♪」
「うん♪これからもよろしくね、神楽ちゃん、妙ちゃん」
「えぇvV」
「もちろんアルw」
その時、前方から変わった二人組が