一
□St.Valentain(銀土沖高）
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「だァーっ…くそー！あの納豆女め…」
†Valentain 銀時†
只今、銀さんはカナリ荒れてます
「銀さん、どうしたんです？何かあったんですか？」
「何もクソもねぇよ！あの納豆女…チョコを持って来やがって、しかも、そのチョコに納豆かけやがったんだよ！」
「それは…災難でしたね…」
「あぁ。ったく…何でチョコなんか持って来やがったんだ？」
「…銀さん…今日は何の日か知ってます？ってか、何月何日かわかります？」
「………∑あぁ！！バレンタインか？！コノヤロー！！」
「？！…何で『コノヤロー』なんですか？」
「だってよォ、どーせ誰もオレにチョコくれねぇし！神楽も妙もババァも３倍返しじゃねぇならくれねぇって言ってたし…」
「さっちゃんからのはカウントしないんですか？」
「アレはチョコじゃねぇ！！」
「そうですか…それじゃ、私が一番乗りですね？」
「あァ？」
ゴソゴソと鞄の中から綺麗にラッピングした箱を取り出す
「銀さん、お口に合うかどうか、わかりませんが受け取って下さい///」
「ぉっ…おぅ///さんきゅ、名前///」
中身は甘党な銀さんの為に特別に甘く作ったガトーショコラ
目の前でラッピングを珍しく綺麗に外し、一口だけ口に入れた銀さん
「うめぇ～～～vVこんなに甘いガトーショコラなんて初めてだぁ～～～w」
「//喜んでもらえて、よかったぁ///」
「ところで、名前…」
「はい？」
「コレは本命ですか？」
「…どっちだと思います？」
「オレ的には…本命だと嬉しいんだけどよォ…」
「私的には…作るのに、こんなに手間のかかるモノは本命にしか作る気しません///」
「…！マジでか？！名前～vオレも好きぃ～vV」
言いながら私に抱きつく銀さん
「私も…愛してますよ///」
「あぁ～…オレ、名前に３倍返しするのムリだ…オレのコノ嬉しさを３倍にして返せるようなモノねぇもん…」
「//なら………私の愛の３倍の愛をくださいv」
「///了解しました、名前姫v３倍返し期待してろよ？」
「楽しみにしてますねv」
数秒間、見つめ合って、お互いの唇を重ねた
「…もしかして、コレも３倍返し…？」
「してやろォか？」
「//結構です！///」
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