一
□BEAST(高杉)
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ふらふらと名前は倒れかけ、それを高杉が抱きとめた
「……ありがとうございます…」
「大丈夫か?名前」
高杉はそのまま名前を膝に乗せ、その場に座る
「……晋助さま…名前ちゃんにご飯食べさせてあげてるんスか?」
「………食わしてる…」
「ちゃんとバランスがとれたものっスか?」
「ンなこと知らねぇよ……」
「はぁ…―名前ちゃんにご飯持ってくるっス。待ってて下さいっス」
「…あぁ」
「ありがと…また子ちゃん」
「すぐ持ってくるっスね」
また子は名前に笑いかけ、部屋を後にする