□糖尿病患者(銀時)
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「ダメネ銀ちゃん!」

「男なら潔く、注射してもらって下さい!」


銀時は、二人に腕を掴まれ、その場に腰を落とす


「ギャーーーーーー放せェェェ!!」

「二人とも、ありがとっwさ、銀さん、こっち来て!!」

「チクショー!てめぇら二人とも、オレじゃなく名前の肩持つのかよっ?!」

「銀ちゃんの身体を思ってのことネ」

「居候してまで頑張ってくれてるんですから、名前さんの肩を持つのは当たり前です」

「ほら、早く立って」


しぶしぶといった感じで銀時は立ち上がってソファーに座り、名前に向けて腕を出した


「神楽ちゃん、新八くん、銀さんを抑えといて。また逃げるかもしれないし…」

そう言い、名前は注射の準備を始める


「早くしてくれぇ〜〜〜」

子供みたいに目を閉じ、じだんだを踏んで注射を嫌がる銀時


「ウルサイネ、銀ちゃん!静かにするヨロシ!」

「う゛ぅぅ………」

「泣くほどのことですか?」

「お前らは注射が怖くねぇのかよ?!怖ぇだろ?」

「「………泣くほどじゃないし」」

「はぁい、準備出来たよ♪」


片手に注射器を持ちながら、銀時に近寄る名前

「っ…―いってェェェ!!」

「叫ばないの、銀さんっ!って、暴れないで!!針が折れたら大変なんだから…」

「みっともないアルよ銀ちゃん…」

「ホントに…」

「ハイ☆終わりましたよ、銀さん。注射したとこ、よく揉んどいて下さいね♪」


ふぅ〜…

と新八と神楽が溜め息をつき銀時を放した瞬間、銀時は名前の方へ倒れた
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