一
□大切なモノ(銀時)
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いつもは俺が起きるより早く来てるはずの名前が正午を過ぎても来ねぇ…
「オイ!新八、今日は名前、休みかぁ?」
「いいえ…でも、遅れて来るって昨日言ってましたよ?昨日中に終わらせなきゃいけない大事な用事が終わらなかったみたいで……」
「……ふ〜ん…………」
大事な彼氏のこの銀さんより大事な用事って何だよ?!
しかも誕生日だぞ?
どーいうことだオイ!!
「…銀ちゃんの考えてることまるわかりネ…」
「だね…」
ガラッ
「こんにちは〜遅れてごめんなさい」
名前の声が聞こえ、すぐさま玄関に向かい名前を抱きしめた
「名前〜vV会いたかったぁ〜」
「私もだよ、銀ちゃんv遅れてごめんね?それから…誕生日おめでとっ☆」
「さんきゅ〜名前」
名前が遅れて来たことなんて、もう、どうでもいい
こうして名前が祝ってくれたから
「銀ちゃんにね、プレゼントがあるの。こっち来て☆神楽ちゃんと新八君もね」
「「は〜い」」
名前がオレの手を握り、外に連れ出す
「何処に行くんだぁ?」
「こっち☆」
そう言い名前が指差した先には………