I LOVE EYES?

□06.女神の囁き
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妙ちゃんには

昨日のことを


きちんと説明しよう



妙ちゃんに、なら…――











06.女神の囁き










妙ちゃんと二人で教室を抜け出し、屋上へやって来た

その道中に交わした言葉は、あまり覚えていない


妙ちゃんは、こちら側から屋上の扉に鍵をかける

妙ちゃん曰く“ゴリラ防止の為”だそうだ

手摺りに近づき、一息だけ溜め息をついて、妙ちゃんの方へ向き直る


「…妙ちゃん、私の話、聞いてくれる?」


躊躇いがちに聞いてみる


「今朝、いつでも聞くって言ったじゃない」


妙ちゃんは優しく微笑んで言う


「…そうだったね……」

「…今更だけど……私が聞いて本当に良いの?」

「妙ちゃんだから…話したいの……」

「そう。なら、良いのよ」


妙ちゃんは本当に綺麗に笑う

その笑顔を見ながら、私は昨日のこと、そして今朝のことを詳しく話した





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