三つ子の魂百まで

□04.慣れっこ
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一人でトイレに行っていたとき事件は起きた

個室に入っていた私に上から水が降ってきて当然私はびしょ濡れ

びっくりして言葉も出ない私

外からはクスクスと笑う声と遠退く足音が聞こえる

足音が完璧にしなくなっても、びしょ濡れな格好で外に出るのが嫌で授業をサボることを決意

妙ちゃんに保健室に行くからギンとトシにも伝えてくれるようにとメールを送る

チャイムが鳴ってから5分後、メールで送ったのとは別の目的地へと向かった


「ふぅ〜…良い天気…流石屋上!これなら服も乾くよね?」


上着を脱いで日が当たっている壁にもたれた

中学のときも、しょっちゅうあったし、もうこんなの慣れっこ

慣れて良いモノじゃないけど…






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